退職したVPが会社に対して痛烈な批判を公表した場合
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今朝の経済ニュース番組で取り上げられていたのは、ニューヨークタイムスが載せた、Goldman Sachsを退職したVPによる寄稿。全文はこちら。タイトルは単刀直入に、「なぜ私はゴールドマンサックスをやめることにしたのか」
大学を卒業してすぐに就職した会社が、12年の間にどのように変ってしまったかをつづる。現在の経営陣に対しては、歯に衣着せぬ痛烈な批判を浴びせる。そして、彼は、「もはやこの会社にいることに誇りをもてなくなった。」
寄稿に至るまでには、本人もよほどいろいろ考えたことだろう。「この寄稿が同社の取締役への警鐘になることを願う。」と言っている。
小さいながらも会社を経営した経験のある身なので、この寄稿を読んで心は複雑だ。このようにして外部に出る前に、経営陣に対し直接苦言を提する機会はなかったのだろうか。提言しても無駄だという雰囲気が、すでに社内に出来上がっていたのだろうか。あるいは、社員あるいは元社員からこのような批判さえも出ない会社のほうが救いようがないのだろうか。
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