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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

シリコンバレーは近視眼すぎる?

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という感想を述べたのは、FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグ。

Tech Flashの記事によると、YCombinatorのインタビューで、もしやり直すことができたら、彼は会社をシリコンバレーに移さず、ボストンに留め置いただろうと答えている。

Amazon.comのCEO、ジェフ・ベゾフは、彼に、シアトル在住の社員の平均勤続年数は、シリコンバレーの二倍だと語ったと言う。

また、マークはこうも言っている。

"There's a culture out here where people don't commit to doing things, I feel like a lot of companies built outside of Silicon Valley seem to be focused on a longer term. You don't have to move out here to do this," (ここシリコンバレーには、人はあまり物事に打ち込むというカルチャーがないようだ。ここ以外に本拠をおく会社の方が、長期的な視野に立っている気がする。起業するのに、むりにここに越してくる必要はない。)

当初シリコンバレーに憧れてアメリカ行きを決意し、結局シアトルに居着いてしまった私にとって、彼の言葉は何となくしっくりするものだった。

アメリカ進出をお考えの方は、マークの言葉も頭の隅に置いておいてくださいね。

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