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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

また筆を取ってください、岡村大使

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先日、在シリア英国大使がブログを始めたことを、また、英国外務省が、海外駐在外交官によるオフィシャルブログサイトを設けていることも、このブログで紹介した。

海外に駐在する日本の外交官によるブログサイトはないのだろうか?という素朴な疑問がわき、少しググッてみた。そして、在コートジボワール日本国特命全権大使岡村善文さんのブログに出会った。

大使のブログは、去年の12月22日で終わっている。その日の記事は、タイトルもまさに「筆を擱く」

大使として見聞きすることを通じて、西アフリカの生活や風土をご紹介しようと、呑気に始めたブログでした。まさか、このような困難な事態を叙述するようになろうとは、思ってもいなかったのです。もちろん、このような事態だからこそ、日々の動きを追ってお伝えする必要性があることを十分に感じております。しかしその一方で、ここまで事態が進展すれば、公正に記事を書き続けることがもはや困難になりつつあります。また、大使としての職務に遺漏をきたしてはならないと、心に銘じています。そこで、このブログは、ここでひとまずお休みにさせていただくこととしました。...

2008年9月17日から2年余り続いた大使のブログ。最後の数ヶ月は、コートジボアールでおこった二つの政府の対立の模様や、それに対し国連や米国、フランス、ロシアなどがどう対応したかが生々しく描かれている。ブログ全体に、一貫して感じ取れるのは、岡村大使の、日本国と日本人を代表するのだという責任感と矜持。

昨今、日本の外務省に対するいろいろな批判を見聞きする。私の中で大いに揺らいでいた外務省に対する信頼は、こうして海外で日本のために働く外交官の真摯な言動に触れて、見事に復活した。

岡本大使、ぜひブログを復活させてください。

同時に、海外に駐在しておられる他の外交官の方々にも、ブログを通じて世界各地の実情を知らせて欲しいと思う。英国のように、日本外務省オフィシャルブログを始めてほしい。

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