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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

祝島のことをNY Timesで知る

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8月29日付けのNY Timesの記事で、山口県に祝島というところがあるのを初めて知った。

この記事では、祝島の住人の方々が、中国電力が上関原発建設計画を発表した1982年以来、一貫して計画に反対してきたことを取り上げている。過疎化と高齢化が進み、平均年齢が70歳を越えた現在、反対のためのデモを繰り広げることも地元の住人の方々にとっては体力的に難しくなってきたという。

3月11日の震災で、その流れが変った。もし建設許可が見送られれば、全国で初のケースとなる。とのこと。

その祝島で、28日、上関原発反対集会が開かれた。今では人口479人の島に、キャラバン隊が1,250人集まったと、中国新聞の記事は伝えている。

ちなみに、他の新聞はこの集会についてどう取り上げているか知りたくなり、少しググッてみた。

集会のことを取り上げていたのは、中国新聞のほかはしんぶん赤旗毎日新聞、それに47Newsの4紙。

一方、朝日新聞、読売新聞、日経新聞のサイトでは、地方面も探したが、記事は見当たらなかった。

人口479人の過疎の島に、1,250人もの人が集まるというのは、地方のニュースに値すると思うのだけれど...

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