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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

今更ですが古典の参考書を楽しみました

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「古典の読解」なる文庫本を読了。どこで買ったのかも覚えていない。多分、時間つぶしにぶらっと本屋さんに立ち寄った際にでも衝動買いしたのだろう。

この本、元々は古文の参考書だったらしい。大学受験生、それも特に理系の受験生を念頭において書かれた本だったらしい。

解説に載っていた。文庫本にはなかったが、この参考書の初版のはしがきでは、国文学者の著者はこう語っていたという。

なぜそのような本を書いたのか。将来の日本を考えるからである。... これからの若い優秀な人たちは、どしどし理科・工科の方面に進出してくれなくては困る。そちらに向く優れた人材が出なくなった時は、即ち日本が衰亡への途をふみ出した時である。 

 理科・工科むきの勉強に主力を傾けなくてはならない多くの青年たちに、しかし、わたくしたち教師は、古文をどう教えたら良いだろうか?...

昭和32、3年頃、アメリカに客員教授として招かれたこともある国文学者が、このようなはしがきを書いていたのだ。

恥ずかしながら、理系の大学受験生向けの参考書を、今頃楽しんで読んでいる私。でも、こうでもしないと、まともに古文も読めないのが実情、です。



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