オルタナティブ・ブログ > 佐川明美の「シアトルより愛を込めて」 >

元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

着物でお茶のお稽古に... in Seattle

»

シアトルに住む日本人女性4人が、この度お茶のお稽古に通うことになった。先生は、長年京都で修行を積まれたアメリカ人の女性。

せっかくだから、4人ともお稽古の前に集まって、着物を着ることにした。着付けも、先生から要所要所を習って。

お点前は、先生の内弟子の若い男性の担当。彼もアメリカ人ながら、数年京都で修行したという。私なんか、日本ではお茶席に出た経験も皆無だったのに。

お稽古で使われたお茶碗には、FASという文字が刻まれていた。先生が、昭和19年に発足したFAS協会のことを説明くださった。久松真一という哲学者のことも、この時初めて知った。

F 形なき自己にめざめる    To awaken to Formless Self
A 全人類の立場に立つ     To stand on the standpoint of All mankind
S 歴史を越えて歴史を創る   To create Suprahistorical history

シアトルでの日本再発見、まだまだ続きそうです。

Comment(0)