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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

花材と向き合う

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とくさ----山本純士さんが運営されている「季節の花 300」では、木賊とも砥草とも書くとある。

中が空洞で、節のある草。今、この素材に凝っている。中に針金を通して、好きなところで折り目をつける。直線の構成を習得するのにとても便利な素材だ。

生花の面白さのひとつは、素材に触れること。しなやかな枝もあれば、硬くて曲げようとするとすぐにポキっと折れてしまう枝もある。思い材質のものもあれば、この木賊のように空洞で軽い材質のものもある。そうそう、素材のもつ匂いも忘れられない要素。これらの感触は、どんなディスプレーを通しても得られない。

人間も自然界の一部に過ぎない。回りの自然を身近に感じる時間を、これからはもう少し増やしていきたいと思う。

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