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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

自分にできることもう一つ:災害に備える

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ここシアトルも、10年前にM6.8の地震に襲われた。

当時OINAの仮オフィスを、シアトル市内のビルの37階に開いたばかり。地震当時オフィスには私一人しかいなかったのだが、体が窓のほうに投げ出されるかと思うくらい揺れた。とっさに机の下にもぐったものの、もしこのフロアー自体が落ちたら、という恐怖に一瞬駆られた。

地震の直後は、水や食料を買いだめしたりしていたのに、いつの間にか備えを怠ってしまっていた。

この週末、改めることにした。

地元キング・カウンティの"3 Days 3 Ways”というサイトがあることを、旦那が教えてくれた。 各家庭で、災害が起こっても少なくとも3日間は外部の救助がなくても大丈夫なだけの備えをすべきというのが、このサイトの狙いらしい。ここに非常時用キットとして準備しておくもののリストが載っている。このアイテムをそろえ始めた。

家の押入れなどに眠っていたものがかなりある。いつだったから知り合いの人がくれた、手回し発電式のLED懐中電灯も、押入れから非常時用リュックサックに移しておこう。

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