米国最大の輸入相手国は中国..では日本は何位?
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先週は中国の胡 錦濤国家主席がワシントンを訪問していた。ホワイトハウスのウェブサイトにフォトギャラリーがアップされている。
掲載されている写真の数を比較するだけでも、アメリカにおける中国の存在感がいかに大きいか実感する。一方、日本の首相が訪米した際の写真を探したけれど、見つからなかった。
日本のメディアは、「日本の最大貿易相手国は米国から中国になった。」という報道はするけれど、一方アメリカの最大貿易相手国はどこなのだろう?ちょっと調べてみた。
出所は、米国商務省が運営する、Tradestats Express Home というページ。アメリカの貿易統計が一覧できる。
このサイトから、2000年から2009年まで、上位10カ国の輸出、輸入推移のグラフを作成してみた。
米国の輸入相手国は、一位中国、二位カナダ、三位メキシコ、そして四位日本となっている。
一方米国の輸出相手国は、一位カナダ、二位メキシコ、三位中国、日本は四位。
輸出入の両方で、日本は中国に抜かれてしまった、のが実態だ。
この現状を把握した上で、次は何を目標にすべきか、が、大切なところ。今さら中国とさしで競争してこの順位を再び逆転させるのが日本の目指すべきところではないだろう。日本は何を目指すべきなのだろうか?一緒に考えてみましょう。
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