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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

私にも必ずいつかやってくるから...正常値を保つために薬を飲み続けることへの疑問

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年配の知り合いの中には、一日に10種類近くもの薬を服用している人もいる。血圧が正常値より高いからこの薬、血糖値を普通にするのにあの薬、というように。

でも、これら「正常値」とされるものは、年齢と関係ないのだろうか?

昔は、新聞のお悔やみ欄でも、死亡原因は「老衰」というケースをよく見かけたが、今は何らかの病名がついていて、「老衰」とか「自然死」というのはあまり見かけなくなった。

でも、本当にそういう病気なのだろうか?

年老いてついに死を迎えるまで、身体がすべて「正常値」を保ち続けるというほうが不自然ではないだろうか?

縁起でもないとしかられそうだけれど、でも、死は自分にも必ずいつかやってくる。究極なわがままを求める私は、自分の身体の衰えを、薬で無理に抑えたりしたくない、と思っている。(でも、痛いのはいやだから、痛みを抑えるために薬に頼るかな?)

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