オルタナティブ・ブログ > 佐川明美の「シアトルより愛を込めて」 >

元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

Amazon.comの名物?ドア机

»

シアトル市内にあるレイク・ユニオンの南側。ダウンタウンのウエストレイク・センターとはストリートカーでつながり、新しいビルが次々と建設されて、再開発が急ピッチで進んでいる。

これらの新しいオフィスビルには、Amazon.comが引っ越してくることになっている。その引越し第一弾が始まったと、今日のシアトル・タイムス紙は伝えていた。

その記事で目に留まったのが、"Amazon is known for using doors as desks to forster a sense of frugality among employees, and the tradition lives on at its new headquarters." という一文。

え?ドアを机として使っているの?

Amazon.comの成功譚は読んだことがなかったので、初耳だった。元Amazon.com社員のブログにも、コストを安く上げるために、ドアの板から机を作ったことが載っている。ドット・コムブームで消えていったベンチャー企業の多くは、利益どころか売上もないのに、一脚数千ドルもするAaron Chairとか平気で買っていた。今のAmazon.comの繁栄は、こうした節約精神が支えているのね。

昔のことだけど、OINAの社員用椅子は、すべてMicrosoftからの払い下げだった。格安の中古品だけど、エルゴノミック的には問題ないだろうという判断から。あの椅子には、丸7年間お世話になりました...

おまけ。シアトル市内のストリートカーのビデオです。

Comment(0)