DVDの自動レンタル機

買い物のついでにDVDをレンタルできる便利なサービスがあったなんて...4月6日付けのシアトルタイムスの記事で、初めてRedboxなる会社のサービスについて知った。

記事によると、ロンドンの郵便ポストに似た、赤いレトロっぽい機械が目印らしい。まず、オンラインで家の近所のスーパーにRedboxの機械があるかどうかを探す。最寄のスーパーが見つかったら、次は観たい映画を選択。そしてスーパーに出かけていって、機械からDVDをレンタル。

支払いは全てATMカードまたはクレジットカード。レンタル料は一日$1で、返却が遅れるたびに追加料金が自動的にカードから徴収される仕組みだ。DVDの返却は、どのRedboxの機械でもできるらしい。

イリノイに本拠のあるRedbox。最初はマクドナルドの系列だったらしいが、今年の2月にシアトル（正確には隣町のベルビュー）に本社を置くCoinstarが買収したそうだ。Coinstarといえば、ビジネススクール時代のクラスメート3人が創立した会社。家にねむっている小銭を自動的に数え、スーパーのクーポン券に換えてくれる、便利なあの緑の機械。アメリカのスーパーで見かけた方もいらっしゃるだろう。事業拡大の一環として、スーパーという既存の流通網を活用して新たな商品展開を可能とするため、Redboxを買収したのは考えられる選択枝だが、買収額の$175.9 Mil. が高いか安いか.....

ところで、今我が家はNetflixのサービスを使っている。こちらは、オンラインで予約したDVDが郵便で送られて来て、見終ったDVDは郵便ポストに投函して返す方式だ。一日$1というお値段は確かに魅力的だが、うーん、果たしてRedboxに乗り換えるだろうか？答えは多分ノー。私ごひいきのスーパーにはRedboxはやって来ていないからなあ。やって来たとしても、面倒くさいからこのままNetflixだろうなあ。