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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

大掃除の海外輸出、とは大げさだけど...

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元の会社OINAでは、アメリカの会社にも関わらず、12月には年に一度の大掃除をすることにしていた。

会社主催のクリスマスパーティーの日が、大掃除の日。朝から半日、みんな自分のブースの周りや共同スペースの片付けをし、いらなくなったものは捨てる。お昼頃に終わったらそれぞれ自宅に帰り、着替えて、家族と一緒にパーティー会場に集う、というのが恒例だった。

なんでわざわざ大掃除をするのか、アメリカ人の社員は不思議だったろう。今年たまったすすをきれいに払い、すっきりした気持ちで新年を迎える... 単なる自己満足かも知れないけれど、海外でも続けたい日本の習慣の一つだった。

今年、私が大掃除する場所は、オフィスではなく自宅。一年間お世話になったスペース。今日と明日は念を入れてお掃除することにする。

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