オリンピック後の中国の景気
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オリンピック後の中国の景気
いつも日本で聞いていたのが、中国の景気はオリンピック後にスローダウンするということで、どう軟着陸させるかが問題であると。
米国ではあまりそういった話は聞いていなかったのですがビジネスウィークでは、もしかして、オリンピックの開幕時期で読者の興味を引く為でしょうか?中国の景気のスローダウンについて述べていました。
その記事によると、中国Lehmanのエコノミストによると今年の後半期の成長は去年の11.4%から8.7%へ下がると予測されている。8.7%でも凄い数字です。ただ中国政府は成長率が8%以下になると200万人位の職が新しく提供されなくて、都市部にくる人は大学を卒業した人に職がいきわたらないのではないかと心配しているようです。
この記事の投稿コメントでは、「中国は米国人から職を失わせているのでいい気味だ」といった趣旨のコメントがサイトに掲載されていました。
私としては、実際、ほとんどの米国企業は、中国のサプライヤーに頼っている。かれらがいなければビジネスが出来ない。米国の不動産ローンや他の米国ビジネスに沢山お金を投資しているのが中国であるという点がもう少し認識されるべきではないかと思いました。
結局、歴史は繰り返されて、昔、日本の経済力に脅威を感じた米国がバッシングしたように、中国も少なからずもそういった態度を受けているのだと思いました。
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