健康モニタリングに関する動向
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健康をモニターする機器は最近、非常に増えていと思う。血糖値計、血圧を測る機器、心拍をかかる機器、数を上げるとキリがない。呼吸系、心臓系等の病気を持病としてもっている方々は、常に健康状態をモニターしなければならない。
こういった機器の中には家庭用機器が出てきているが、一部を除き、ネットワークとして繋がっているものはほとんどなかった。
Health Hero Network(www.healthhero.com)は、こういったスタンドアローンの健康モニター機器をネットワークにつなげて、医療関係者と自動的コミュニケーションがとれるようにしたものである。
家に設置されたコントロールパネルスクリーンを通じて、システムが患者に質問をする。最近、咳がどれ位であるか、会社を休んだか? お薬をきちんと飲んでいるか?患者が質問に大してボタンを押して答える。質問の答えによって深刻な場合とシステムで判断された場合には、自動的にかかりつけの医師に連絡がいくようになっている。
現在、20,000の家庭で利用されているという。米国ではブーマーといわれる世代が大量に引退するので、このような家庭でのモニタリングネットワークが今後ホットになっていくのではないだろうかと考えている。
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