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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

ホンダのF1撤退はとても切なくて残念です。

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結構TOP STORY扱いでNEWSになっていますが、マーケやプロモ的観点からとても残念です。F1ファンだからとかじゃなくて、ホンダファンとかじゃなくて、ただただ、切ない話ですね。

 

前職のとき、F1の或るチームにスポンサーしていました(今もそうかは私にはわかりません)。

デジタルな部分はさすがに明かせませんが、年間で億単位のおカネがいります。

 

それでも、担当パートナーは言ってました。

「○○億使っても、たとえばモナコグランプリにクライアントを招待して、パドックパスでトップチームのエースパイロットと一緒にケータリングでランチして、F1マシンに実際乗ってパイロットと一緒に記念撮影・・・なんて接待したら、結構な確率でその後そのクライアントから数百億の案件とれたりするんだよ」

 

なるほどね。費用対効果は明白なんですよ、と。

 

しかし、世界景気が「不況パニック」になっている今となっては、こんな効果が期待できるのか、疑問でもあります。どうなっていくんでしょうね。企業経営の根幹として、業績不振、見通し暗い来期、顧客の投資意欲激減、関係者人材士気の低下・・・とマイナス・スパイラルしか思い浮かびません、となると、確かにマーケ・プロモのコストは早々に削減対象になるのは仕方がないかもしれません。

 

ただ、根性論の延長な気もしなくはありませんが、「暗い時こそ明るく」と考えれば、あまりにぱっつんぱっつんに切り詰めた経営は、とにもかくにも企業帰属人材へ士気の著しい低下を招くわけで、なかなかバランス管理が難しいですね。

 

だからといって、たとえばホンダさんにおいてもF1チームの投資を切り詰めて(少なくともいったんは)撤退だという声が社内から高まっても不思議ではありませんし、それは「夢がない」とか「らしくない」とか言う資格は周囲にはないと思います(あくまで憶測に基づいて発言しています)。

 

とはいえ・・・なんかさびしいですね。

私の世代、ホンダというとマクラーレンやウィリアムズとかを思い出し、そしてアイルトン・セナやアラン・プロストを思い出します。懐かしい・・・

 

ちょこっと、日本モーター(スポーツ)業界のプライドみたいなものを感じていました。日本の自動車技術はこんなに優秀なんだぞと。

 

私が仮に、彼らの現時点財務データをみてどこかをカットする相談をうけたら、たしかに選択肢には確実に入っていたことでしょう。

 

でも・・・「復活の夢は残しましょうね」とも提案したと思います。

だから、復活を待ち望んでいます。いつか、日本の3大メーカーが競うSCENEがみたいなあ。

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