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新入社員へ、オンライン入社・就業モードからの仕事心得

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今日から4月です。世間は新入社員の人達が社会にDebutする日、でしょうか。

新入社員に皆さん、ご就業おめでとうございます。そして、これから、頑張ってください。

僭越ですが社会人32年目となった私から、今の状況を鑑みた新入社員の過ごし方について、少しアドバイスを送らせていただけたらと思います(よろしければ過去エントリもご参照ください)。

  

>転職は何度でもできるが「新卒」新入社員の経験はこの一度きり

毎年のエントリで同じこと言ってますが()、新卒としての新入社員の体験は、この一度きりです。二度とないです。味わってください。仕事の仕方を知らないのは当たり前です。胸を張っていっぱい失敗してください。

昔と違って今は転職を経験する人の方が一度も転職しない人より圧倒的に多いです。かくいう私も1回転職、2回目の転職決意がいろいろあって起業です。新入社員の頃は転職を考えたこともなかったです。ただ経験的には、転職はいわば必然的に周囲のお膳立てが整って実行するような感じです。する人はすべきタイミングで転職をします。そうなるときまでは、今務めている「最初の会社」で、与えられた仕事をしっかりこなしましょう。素直になんでもやってみる姿勢が将来役に立ちますから。(注:ハラスメント系は論外ですが)

  

>テレワークは社会人何年目の人も同じ境遇です

今、コロナ禍ということですっかり世間はテレワークモードとなりました。きっと入社式も含めてテレワークの世界に戸惑っている人も多いかもしれません。でも既に社会人であるたくさんの先輩方もそれは同じです。急にテレワーク主体になって、みんな戸惑っています。その中で葛藤と試行錯誤しながら仕事に邁進しています。だからまずは今の仕事のやり方や環境に慣れてください。みんな同じ境遇の中で最善を尽くしていきましょう。1つだけ助言しますがテレワークは周囲に仲間がいないため寂しい感覚があるかもしれません。そこは社会人経験豊富な人と比べ、いくらかストレスが強いかもしれません。だから後述しますとおり、このスタイルは受け入れつつも、自分を自分らしく保つために、仲間をしっかり確立してください。

  

>上司は誰も選べません

これも毎年言ってることですが、上司は部下を選べることがあるのですが部下は上司を選べることは基本的にありえません。だから「最初の上司」が誰であれ、それはもはや運命宿命と割り切る方がいいです。私の場合最初の上司は恵まれた方だと思っています。実務を教えてもらった記憶はないが(〇〇さんゴメンなさい!笑)、社会人としての振る舞いについては非常に勉強させていただきました。今も参考にしている教訓がたくさんあり深謝しています。

もしかしたら一定確率でとんでもない上司につく人も中にはいるでしょうが、私の場合最初じゃない上司で人間的にはまったく尊敬できない人のときも、仕事技術では今でも参考にしているくらい(悔しいけど笑)勉強させてもらった人にもその後巡り合いました。とにかくこの点は割り切りが重要。「何かを学んでやるぞ」って、反面教師でもいいから()、しっかり観察して過ごしてください。

  

>どんな仕事内容であってもそれは必ず将来貴方の糧になります

これも過去のエントリのどれかに書きましたが、入社最初の実務は膨大な資料のコピーでした。悔しいのでこっそり一式余計にコピー作って持ち帰って生活の合間にその内容をみて「うーん、今の俺じゃ、なんかよくわかんネ泣」って思ったのを今でも覚えています(注:これは今の時代にはセキュリティ上やってはいけないことです!)。

でもコピーとりという単純な仕事でも、どうやって効率的にやろうかとか、コピー機のメンテの仕組みを覚えたことで、後日一人仕事のときにコピー機のトナーが空になったり紙が詰まったりしたときもパニックにならなかったし()。つまんねー仕事だなって正直当時は思っていたけど、その後大事なプレゼンを控えて資料作成に没頭していたとき、自然とそれを印刷してコピーしてバインダーに綴じる時間がどのくらいかかるかを考えて期限を調整できたとか、何かとその後の役になってます。

もし貴方が将来管理職の道を上り詰めたとき、「一将功成りて万骨枯る」の思いを知ることでしょう。大企業・組織になればなるほど、末端には本当に一日コピーとりだけの仕事をするスタッフも必要で、そういう単純作業を文句も言わずやってくれる「社会人」が貴方を支えるときが来るかもしれないのです。その単純作業の苦労を知らない経営者はきっと成功はしないと私は今も信じて自分の道を進んでいます。。

  

>3種類の仲間を作りましょう

テレワークということも鑑み、皆さんは仕事上の仲間を作っていくときに、大きくは3種類の仲間を作り大事にしていくべきです。

・愚痴が気軽に言える

・仕事の具体的相談ができる

・自分の将来プランを壁打ちしてもらえる

それこそ上司やお客様へ感じる愚痴は、何年働いていてもゼロにはなかなかならないのですが、これをこぼす相手を間違えると、貴方のプロモーション(昇進・昇給)に悪影響のリスクがあります。そうならない人を仲間に加えておく必要があります。

また、仕事について、やり方の工夫とか、交渉・調整の仕方とか、具体的で技術的な相談ができる相手もいた方がいいです。どんなに自分を優秀だと信じられる人でも、社会人人生の中で一度以上は心が折れて悩むときは来るはずです。一番はそれが一度も訪れないように、そうでなくとも折れたり折れかかったりするときの救世主になってくれる、テクニカルまたはポリティカルなことが相談できる仲間を作りましょう。

そして、自分の将来プランはだいたいにおいて、最初に務めた会社が導いてくれる「道」の先にすべてが見えることは少ないかもしれません(残念ながら)。だから自分の将来について、愚痴ではなく真面目な話を語り、帰属先にとらわれずに広い視線で意見交換や助言をしてもらえる仲間も作りましょう。

たぶん経験的には、記載した順序に仲間を作り、選別(汚い言い方ですみません)していくのがいいと思います。特に3番目の仲間はなかなか大変ですから。。

  

>(ご参考)稼いだお金の使い道

あくまで参考意見として。稼いだお金は基本的には自分の生活のために使うのですが、余裕が作れるのであれば、「それまで自分の成長を支えてくれたご両親とか親族への恩返し」「自分の将来に向けた勉強的投資」「将来の備えとしての貯蓄」に、計画的に振り分けていきましょう。

新入社員の時点では、自分の生活のために100%でもちろん構いません。でも大抵いずれは貴方自身にも「家族」ができます。そのときに上述した3つの視点での「お金管理」の考え方が備わっている方が絶対によいです。少しずつ、これから考えてみてください。

  

>将来「転職したい」と思ったら

ここまでに語ったように、いずれ大半の方は転職を経験すると思います。これ1つで立派なエントリが書けますので()、今日は要点だけ記しておきますので参考にしてください。

・転職を思いついたとき(あるいはエージェントに誘われてその気になったとき)、必ず一度ためらい、今のタイミングでいいか、その転職先で本当にいいのか、よーく考えて決断すること

・一度転職した人が2回以上転職する確率は統計的に高いことをわかった上で決断すること(でないと転職を多数繰り返す結果になる)=簡単でいいから2回目の転職があるとしたらどんなケース、シチュエーションかを自分なりに想定しておくこと

・転職時の報酬にウェイトを置き過ぎないこと(転職すると年功序列的昇給は難しい=昇進しないと昇給しない、のが一般的です)

・転職によって失う仲間がいることをわかって決断すること(失った仲間の機能を補う新しい仲間をその後作る必要があるってことです)

  

特に新卒の新入社員の方々は、ついに社会の荒波に(?)出たわけで、ワクワクドキドキと不安や不満が半々だと思うのですが、「みんなが通る道です」から、失敗とか気遣いとかあまり最初は気にしないで、自分らしさを信じて「なんでもTRY」してみてください。学校の勉強とある意味同じです。直接的に役に立たないと思っていた経験があとで役に立ちますよ。

  

新入社員の皆さんがこれからの1020年そして30年後の未来を作っていきます。その未来をどうか宜しくお願い致します。

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