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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

寄らばiTunesの陰?

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音楽配信サービスサイトのMOOCSが、SD-Audio形式の楽曲配信サービスを3月初旬で終了することになりました。これに伴い、専用プレーヤーソフトの新規インストールができなくなったり、専用ツールでバックアップした楽曲の復元ができなくなったりするそうです。

私は、MOOCSを昨年から利用しはじめたばかりです。iTunes Storeに押されてMOOCSの業績は伸び悩みだったのかもしれませんが、なんだかなあという気分です。

これまでに購入した楽曲はどうなるのでしょうか。

とりあえず今のパソコンで聞くことはできるみたいです。ただし、パソコンを買い換える時には、CDやSDカードに保存するか、別のプレーヤーソフトを購入しないといけないようです。

わざわざダウンロードで購入したのに、今さら自分でCDに焼くというのは面倒です。私がMOOCSで購入した曲はそれほど多くありません。有料のプレーヤーソフトを買うくらいなら、別のフォーマットで全部買い直した方が安いです。

他にも欲しい楽曲があるのですが、この際ということでiTunesに変えてしまうことを検討中です。iTunesだから未来永劫絶対大丈夫ということはないでしょうけど、少なくともシェアが大きいサービスは簡単にはなくならないはずという信頼感のようなものがあります。

こうなって考えてみると、音楽CDはずっと前からありますし、今後もまだまだ廃れないでしょう。パソコンだとかインストールだとか考えなくても、CDのディスクだけ持っていれば何があってもまず大丈夫です。

音楽CDというのは便利なフォーマットなのだと見直しました。

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