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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

むきもち、むきあん、むきげんていし

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新聞報道によると、赤福は、店頭の売れ残りの商品も冷解凍して再販売していたほか、わざわざ餅とあんに分けて、一部を原材料にしていたとのことです。一方、三重県は当初発覚したうその消費期限の行為に対して、本社工場を無期限営業禁止処分にしたとのことです。営業禁止は、不二家や白い恋人のケースよりも厳しい処分です。

うその消費期限が発覚した時点では、「店頭に並べた商品は焼却処分し、再利用の事実はない」と説明していましたが、あまり早い時期に「ない」と言い切ってしまうのも、ダメージコントロールとしてどうかと思わせます。

農水省の調べによると、餅とあんに分け直して再利用する作業は、赤福社内で「むきもち」「むきあん」と呼ばれていたそうです。300年の伝統を持つ赤福は地球にもやさしい会社でした。(-_-;)

また、製造日や原材料表示の偽装は、少なくとも34年前から行われていたことも明らかになりました。
「むきもち」「むきあん」も300年の伝統か、と思わずツッコミを入れたいところです。

今回、人間って、意外に丈夫な生き物なのだなあ、と妙に感心してしまいました。

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