組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

外国人監督という選択に見る日本の組織

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例えばラグビー日本代表監督はジェイミージョセフ、前回W杯ではエディージョーンズ、その前にさかのぼるとジョンカーワン、エリサルドという外国人監督がいた。

日本ラグビー協会が外国人監督を招へいした理由は「外国人にはしがらみがない」という理由だった。ラグビーに限らず他のスポーツ団体もどこも同じように学閥・社閥など閥というやっかいなものがある。

「外国人にはそれがないから外国人で」、という考え方は一時的な避難対策であり根本的な問題に目をそむけている。

外国人監督の是非を言っているのではない。問題なのは「しがらみ」という大問題を放置しつつ、自分はそこに安住している人々だ。

この「しがらみ」こそ、今年のスポーツ界の諸問題の根源だと見ている。

明治の初めの日本も、その中枢は薩摩・長州という藩閥のしがらみだらけだった。それが悲惨な戦争につながったのは日本の悲劇である。

体育会的組織のしがらみ。日本のスポーツの発展を遅らせているのは、実は体育会だという矛盾と皮肉。

外国人監督を招へいし結果をだしている競技団体(スピードスケートやバドミントン)は

いつ日本人監督で勝負できるようになるのだろう。

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