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出版業界の片隅に棲むいち編集者が、日々の仕事や、本づくりなどについて書きます。

一番詳しく読みやすいIPルーティングの入門本

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担当編集者が語る本の紹介第2弾は、私の後ろに座っている友保君の担当した本です。

Iprout 『要点解説 IPルーティング入門』
SBCr Shop / Amazon

久米原 栄 著
2007/02/26
税込価格:3,360円

「今までの本と違うのは、一番細かく書いてある、かつ一番読みやすい、ということですね。たとえば、Integrated IS-ISとかBGPについて、ここまで詳しく書いてある本はない」
「私でもわかる?」
「TCP/IPがわかれば、わかる」

Page 10秒読む。

「??????」
「最初から読んでください」

はい、ごめんなさい。

冗談はさておき。
幅広いルーティング技術を、初歩から専門的なレベルまで一冊に凝縮。豊富な図解でルーティングのメカニズムが確実にわかる。
シスコルータの設定も細かく、試験勉強の独習にも最適。
「とにかく何でも書いてあるのが売り」、だそうですよ。

Tomoyasu2 友保君は、常に冷静な語り口調で、いついかなるときでも、決してそのペースは崩れません。
でも、中にはアツイものを秘めた男なのです。
武道を嗜む日本男児(メガネつき)、でもあります。

そんな彼が、淡々と語ります。
「この本は、もう大変な苦労をしたんですよ。ページ数が多くて」

608ページ。
お疲れ様です。

ネットワークエンジニアの皆さん、SEの皆さん、ぜひ手にとってご覧ください。

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