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プロダクトマネジメントとイノベーション

「iPhoneの負け」という記事

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先日のニューズウィーク誌に「iPhoneの負け」という記事が載りました。

米国のユーザは常々、iPhoneがヴェライゾン(通信キャリア)に対応してくれれば最高なのに・・と願っていたが、Androidの出来が素晴らしく、普及もし始めたので、iPhoneの行く末などどうでも良いと思い始めた、というものです。また、台数ベースでもAndroidはあっという間にiPhoneを抜くだろうという見通しです。

この2つのライバル機器(というかライバルOSというか)はそもそもビジネスモデルが異なり、簡単には比較できないというのが正直なところです。iPhoneは事業そのものであり、売ることで収益が見込めるわけですが、AndroidはオープンソースOSであるため、直接的な収益はゼロです。それぞれのOSがもたらす収益という観点でみればiPhoneが圧勝、いや、勝負になってません。

かつて、Google社内ではAndroidをオープンソースで開発することに賛否両論あったと言われています。しかし、Eric Schmidtは、Androidが普及することによって検索機会が増え、結果的に新たに1兆円の検索(広告)収益をもたらすと述べています。iPhoneがもたらす収益は明らかになっていませんが、一説には5千億円前後と言われていますから、いい勝負です。

ビジネスモデルが異なるものの、この両者の勝負は経営的にもいいケーススタディになりそうです。

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