プロダクトマネジメントとイノベーション

超高速「土下座」が勝負を分ける時代

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日大アメフト部の悪質タックル事件は、当日の試合映像が記録されていて、それがSNSを通じてあっという間に拡散されたため、この事件が明るみに出るどころか、一気に社会問題にまで発展しました。私自身がアメフト経験者でありコーチ経験者でもあったので、この事件には重大な関心を持っていましたが、その広がりの速さは実に意外でした。でも、膿が出て良かったと思います。

昨今のハラスメント事件やさまざまな事故・事件にまつわる防犯映像、はたまた、言った言わないのやりとりまで、近年は何から何まで記録される時代になりました。それには特別な機器は必要なく、スマホ一台で何でもできてしまうのです。

もはや、問題を起こしたら逃げることは不可能なのです。「記憶にございません」とか「誤解されるようなことをしてしまった」などの昭和的な言い訳はまったく通用しなくなりました。言い訳をすればするほど拡散したい人々の力が加わり、拡散がより加速してしまいます。

そうなれば、一瞬で謝る方が得なのです。拡散を止め、マイナスを最小限にとどめるには、一秒でも早く謝るべきなのでしょう。

21世紀は「超高速土下座」の時代ですね。風評分析から謝罪会見のシミュレーションまで一気通貫にサポートするAIシステムが必要です。

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