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Ustream と Twitter の組み合わせで生まれるリアルタイム感

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ソフトバンクのUstream と Twitterへの傾倒

昨日、 ソフトバンクが Ustream に18億円(13.7%)出資すると共に、自身の決算発表を Ustream上で中継した。

取得しているオプションを行使すれば、筆頭株主になる可能性もある、という。

さらに、 Twitter 上では、孫さん(@masason)に「表参道店に誰でも使えるUstreamスタジオ作って下さい!」と@himanainu_kawai さんが話しかけると、早速「了解。作りましょう‼」との応答。(まとめ Togetter)

孫さん自身がTwitterを使いこなし、かつユーザとインタラクティブに新しい試みを実現していく、ということが行われ、多くのユーザがそのスピード感に驚いたと思う。

以前のソフトバンクの記者発表では、登場したばかりのTwitterのリスト機能を使いこなしていた、というのも記憶に新しい。

WiFi機能を導入したソフトバンクがインターネットのトレンドに敏感なのは、当然でもあるが、とても好感が持てる。

リアルタイム化していくウェブ

Ustreamで会議などが中継され、ハッシュタグが決まると、地理的に縛られていたはずの会議が、空間を飛び越え、多くの方が参加可能になる、ということを私自身もウェブ学会で体験している。

Twitter は RT によって、リアルタイムの情報を簡単に共有できるため、本来、広報が難しい Ustream中継を広く伝えることを手軽に可能にしている面がある。Ustream中継も iPhone アプリの登場によって、一段と手軽になりつつあり、活用度も向上している。

Ustream と Twitter の組み合わせが最強だ、という発言もTwitter上では良く見られる。もちろん、世の中はドンドン便利になっていくので、この組み合わせを上手に生かすようなアプリやサービスが今後、登場することが期待できよう。

最近、リアルタイムWebと呼ばれるサービスが増加しており、Twitterや Ustreamもこの仲間といえる。ユーザのアテンションを集めるためには、リアルタイム性が重要、ということが認められつつあるのだ。

TwitterとUstreamといったシンプルなリアルタイムサービスの組み合わせによって真にユーザが求める機能が実現できている、といえよう。

一方、ニコニコ生放送も、同じようなサービスを提供しているが、Ustream + Twitterのようには使われていない。これは、ニコニコ生放送へのコメントに匿名性が高く、コメントの内容よりも、雰囲気を共有する場を提供していることが違いを生んでいるのかもしれない。Twitter では、前の記事で述べたように匿名性が低く、かつ他のユーザに伝搬していく性質がある点も、うまく働く理由なのであろう。

(本記事、公開後に一部追記しました。)

 

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