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”情報通信テクノロジは人々を幸せにする”を信条に、IT業界やアジア・中国を見つめていきます。

士・農・工・商・メカ・エレ・ソフト

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メカエレソフト.PNG

こんな話を数年前に聞いた。

刺激的な言い方になっているけれど、よく聞くとこれは「偉い順」というよりも、企画や設計の順番のようだ。

この順番を変えようというのが、ソフトウェアファースト。

ハードウェアとソフトウェアを分離する。

そうすれば、より進化の速いソフトウェアが、ハードウェアの進化のスピードにあわせなくてよくなる。

さらには、ソフトウェアでできることはソフトウェアで実現することとし、そのソフトウェアを前提としたハードウェアを企画・設計するようにする。

このシンプルなロジックを広めることがDXの最初の一歩なのかもしれないと思う今日この頃。

そして、順番を入れ替えることを考えると、ソフトの前にデータがあることに気づく。

つまり、こういうことになる。

データ.PNG

こう考えると、MBD(モデルベース開発)など、既にこの順番で考えているじゃん、やっているじゃん、となる。

もっと、ソフトウェアファースト、そしてデータファーストへの変革をすすめていきたい。

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