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ロボットタクシーで地価激変〜駅近暴落、駅遠人気の未来〜

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【自動運転ロボットタクシー後の世界】

スマホかアレクサで呼ぶと24時間365日、いつでもどこでも15分以内にロボットタクシーが迎えに来てくれて、どこにでも連れて行ってくれる。そんな未来になるといいなと思う。

現在のタクシーは 東京 1km 500円、島根 1.5km 800円。これが、2km 200円くらいになると予測。
なぜならばタクシーの現在の原価の3分の1が人件費=運転手さんだから。

24時間365日 2km 200円、10km 500円で移動できる。しかも24時間365日、雨の日も風の日も、呼んでから15分で迎えに来る。そうなったらいいな。

そうなったら、不動産の「駅近」物件という概念が変わると思う。 だって「駅遠」でも不便を感じない。ロボットタクシーだけではなく、スマホでコンビニにオーダーすると30分以内に10km離れたスーパーやコンビニから必要なものが届く。自動運転のラストワンマイル物流車で届く。

そんな世界になったら、現在の土地の価格、不動産価格が大きく変わる。人々は、安価で環境の良い郊外に住むようになる。

そうすると「駅近」物件の価格が暴落する。スーパーなどの小売店の立地の条件も変わってくる。

そんな時代が10年以内にやってくる。

そんな議論をしたいなと思っている今日この頃。

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