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中小企業の開発者は会社で何をしているのか

VMでテスト環境

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不正接続排除/検知システム「IntraGuardian2」は、ユーザ登録をしていただくと無償でIntraGuardian2 Managerという統合管理ビューアのようなプログラムをご利用いただけます。

Managerでは、数百台のIntraGuardian2の情報をみることができるのですが、開発した後のテストが大変です・・・
今までは、IntraGuardian2 のシミュレータを作ってそれで試験をしていたのですが、
より本番に近いテストができるようにと、本物のIntraGuardian2を大量に動かすための環境をVMで作ることにしました。

以前似たようなことをしようとしたときは、実際の製品とそっくりになるように、ARM CPUのエミュレータを使いましたが、
パフォーマンスがあまりでない点や取り回しの煩雑さで断念しました。
そこで今回は同じソースコードからx86用のバイナリを作って、それを大量に動かすことにしました。

IntraGuardian2 Manager

その他に、実際に稼働しているパソコンもVMで作ることにしました。
だいたい1セグメントあたり50台のパソコンがあると考えても、300セグメントあると15000台のパソコンが存在することになります。

さすがに15000VM起動するのは現実的ではないので、こちらは自作のパソコンシミュレータを使っています。
IntraGuardian2 はネットワーク上のARPでパソコンを検知するので、シミュレータはARP及びICMPに応答するようなプログラムになっています。

開発の仕事は、実際の設計、プログラミングも重要ですが、いかにテスト環境をつくるかということも重要な技量になってきます。
あとそのテスト環境の使いやすさも重要です。

今回はなかなか使いやすくて実際の環境に近い状態が作れたと思っています。

VMは本当にいろいろな場面で利用価値がありますね!

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