中小企業の開発者は会社で何をしているのか

PM-M0841CK という謎のフルレンジスピーカーユニット

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あけましておめでとうございます 

2016年は社内の体制が変わって少し余裕が出来てきたので、2017年はもう少しブログを書く時間をとれればと思っています。
さて、今回のエントリーは aitendo さんの福袋で手に入れた PM-M0841CK というスピーカーを使ってみたという話しです。

目次

  1. 福袋
  2. 設計
  3. 加工と組立
  4. 試聴

福袋

きっかけはオルタナブロガー プログラマー社長 からのこんな LINE でした。
どうやら出勤前に秋葉原に行って aitendo さんの福袋を購入したので、私の分も買ってくれるということのようです。

プログラマー社長からのLINE

スピーカーユニットのようなものが入っているので迷わず欲しいと即答して、買ってきてもらったのでした。
どうやらこのスピーカーは PM-M0841CK という激安スピーカーのようです。
少し前から気になっていたものなのでタイムリーでした。
スペックは販売サイトによると、以下のようなものだそうです。 

超高音質スピーカ、3インチ口径(Φ77)8Ωの広帯域スピーカユニット、強力な磁気回路と余裕のあるダンパで、10W(最大20W)までの入力が可能、インピーダンス:8Ω、再生周波数:150〜10KHz、最低共振周波数:200Hz、エッジ:ラバー、コーン:クロス/プラスチック、バッフル開口経:68mm、マグネットサイズ:Φ65xt24mm、重量:約408g、外形寸法:Φ77x(H)49mm

見るからにマグネットが大きくて、しかも「超高音質スピーカ」と謳ってあるのでとても期待できますね!

じつはこのスピーカーユニットにぴったりなエンクロージャーも aitendo さんで取り扱っています。
BOX-SPK3A
ところが、これが一本 2,106円もするのです。
ユニットが300円台なのを考えるとちょっと躊躇してしまいますので、ここはエンクロージャーも激安超高音質を目指してみることにします。

設計

中学生の頃友人の組み立てを手伝ったり、最近だと父のを手伝ったりしてはいるものの、実は自分用のスピーカー組み立てははじめてだったりします。

とはいえ、バックロードホーんのような複雑なものではなければなんとかなるだろうということでこんな設計にしました。

PM-M0841CK エンクロージャー 設計図面

何でプログラマーなのに手描きかというと、
そんなにいつも物作りをしているわけではないので CAD を使うと頭が働かないからです。
鉛筆持って手を動かしているとなんとなくイメージが湧きます。

ユニットに対して箱が大きいですが、これは 100円ショップで購入可能な MDF材のサイズにあわせて (300x400x6) 加工を極力少なくするためです。

加工と組立

近所のダイソーさんで材料を買ってきました。

Daiso

結局使わなかったモノもあるので、実際に使ったモノを列挙しておきます。

  • MDF材 300x400x6    6枚
  • 角棒 910x9x9    1式 (2本セット)
  • わた    1袋
  • フェルト    2袋
  • VP30塩ビパイプ    1本
  • 接着剤    2個

塩ビパイプはホームセンターで買いました。
MDF材を最初のこぎりで切ってみたのですが、断面がかなりでこぼこになってしまったので、2枚目からはカッターで両側から何度も切りつけて、最後は折るという方法で加工を進めました。
MDF加工の様子 まるい穴も空けます。
バスレフダクトはホールソーで空けられましたが、スピーカーの穴は約69mmと中途半端なので紙用のサークルカッターで根気よく削って最後はリューターで削ってあわせました。
穴開けの様子 材料の加工が終わったら接着剤でくっつけて、適当に吸音材代わりのフェルトや綿を詰めました。 実は最初、バスレフダクトはあけていませんでしたがやはり低音が弱いので15mmの塩ビパイプを入れてみました。 DIY・Sound さんのサイトによるとこの条件で共振周波数は87.4Hzになるようです。 fo=200Hz のスピーカーなのでちょっと低すぎのような気もしますが、
FE-83En は fo=165Hz で上記サイトで標準エンクロージャーのバスレフダクトの共振周波数を計算すると 92Hz になるので、まったくだめということはないと思います。

順調な組み立て

試聴

完成したものはこんな感じになりました。
写真の一番上のものですね。

PM M0841CK Speaker

さっそくいろいろな曲を聴いてみたり、他のスピーカーとの聞き比べを行いました。
率直に言って、やはり口径が小さいので低音はおとなしめです。
でも全く出ていない訳ではなく、ちゃんとベースやキックの音は聞こえています。

特筆する点は、高めの音とても綺麗なところですね。
女性ボーカルのようなおとはとても綺麗で、それでいてうるさくないので聞き疲れしない感じです。
また定位もしっかりしていて、材料費 2,200円程度の手作り品としてはなかなか上等なモノになったと思います。

はやく音を出したくて工作に 5時間程度しか費やしていないので、加工などが雑なことが悔やまれます…

このユニットは完売したら取り扱いが終了するようなので、
ちょっとでも気になった方は買ってしまいましょう!なんと言ってもペアで 860円くらいなのですから。


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