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グローバルIT時代にクリエイターはいかに対応するべきか?を考えます

IT業界は、進んでいます【読了時間:3分】

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IT業界は、進んでいます。
私も含めたフォトグラファーの業界は、遅れています。

あえて端的に言えば、最近そんな空気を感じます。
フォトグラファーだけじゃなくて、昨今日本のコンテンツ業界は「遅れている」ところが多いかもしれません。

現代の多くのコンテンツクリエイターは、インターネットテクノロジーが引っ張る時代の変化に、十分対応したコンテンツを供給できていないと思います。
(もちろん一部には素晴らしく対応なさっている方もいると思います。)
だから、言い訳しないで、まずは頑張って「進んでいる」IT業界にもっと追いつこうとしなくちゃいけない。

「遅れている」イコール「悪い」ことでは、断じてないと思います。
人生の終盤にさしかかって、自分とは何者であったのかを深く考察し、残された時間をどう過ごすか真剣に検討する。
その道すがら、自分の青春時代に流れていた名曲や空気が世界で一番素晴らしいと感じたとしたら、それは本当に代え難い体験であろうと推察します。
その良さを、人に伝える活動もまた、素晴らしいと思います。

でも、これから20年、30年とキャリアを重ねる人が、そういったステージの人と同じような空気の中にいるのはどうか。
先輩方が築いたシステムやノウハウに乗っかったままで、一生行ければラッキーなんてモードに、知らずに陥っていないか。
もしそうなら、私は問題があるような気がしています。

なぜなら、まだ20年、30年と働く年代の人がこの国の「変化」をひっぱっていかなくちゃ、世界の「変化」から取り残される一方だからです。
せっかく先輩方から、世界3位(もしくは2位)の豊かな国のバトンを渡されたのに、将来世代に悲惨な国を引き渡すことになってしまいそうです。
それって…、少なくとも僕はそのような事態は避けたいと思っている日本人の一人です。

だから繰り返します。
コンテンツクリエイターも言い訳しないで、「進んでいる」IT業界にもっと追いつこうとしなくちゃいけない。
その上で、自分の進む道を見つけて切り開いて行かなくちゃいけない。
私も、そうありたい!
その先に、きっとこの国の、そして自分自身のワクワクするような成長戦略が見えるはずです!!

私はいちコンテンツクリエイターとして、いかに「変化の激しいグローバルIT時代に対応した」クリエイターとしての体質をつくるか。
このブログを通して、そこを考察し、書いていこうと思います。

時に強い表現があると感じられたらごめんなさい。
言いたいことをわかりやすく言うために、やむを得ない場合だけ、すこしだけ強い表現を使うようにします。

時間が経って、状況が変われば意見も変わるかもしれません。
それもそのまま、ドキュメントとして残していければと思っております。

末永く、お付き合い頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

月2回。1日と15日に更新予定。 「グローバルIT時代のフォトグラファー
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