セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

もっと世界を知るべきでは?

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トランプ大統領は矢継ぎ早にTPP不参加とか、メキシコとの壁とか、選挙時の発言に従った政策を実現すべく大統領令を発している。まあ、やはり言ったことをやるのは重要で、その意味でも旧来型の政治家と違うという点で、中身は別にして評価できる部分もあるだろう

だが、米国での生産とその輸出を求めるなど、本当に経済を理解しているのかはちょっと疑問だ。給与水準の高い米国で生産すれば、結果として価格も高くなるし、このような政策をとれば安くて良い部品などは入ってこなくなるから、価格だけでなく品質も確実に落ちると思われ、益々米国製造業は窮地に立たされるのではないか、と思うのだ。もちろん2億人以上の国民がいるので、製造業者にも全く魅力のない市場ではないとは思うが。

また、実際の閣僚は、自由貿易を尊重するという発言をしており、その意味でも政権全体としてはバランスが取れるのではとも思うし、そう期待したい。

偶々2月にルーマニアに行くことになった。場所がブカレストではなく、そのためフライトが限られていて深夜に到着するのだが、現地の知人にホテルの手配を依頼したところ、空港まで迎えに来ていただけるという。さすがに時間も遅いので、場所を教えてくれれば自分で行きますよと返答したら、ルーマニア人の友人から、それはおかしいと指摘を受けた。

ルーマニアでは、最初においでになる方は、何らかの関係があれば迎えに出るのが常識で、それを断ってはいけないというのだ。日本人は世界でも丁寧な人種だと思っていたが、世界にはもっと丁寧な国もあるようだ。

現象面だけでとらえるのではなく、やはり色々なところへ行って現地の方とも交流することからしか、相互の理解は得られないと改めて感じさせられた。ドラキュラ伯爵の関係施設も見れるのではと期待している。

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