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NOTTV対応スマホ初号機『AQUOS PHONE SH-06D』タッチ&トライイベント(ITmedia +Dモバイル主催・2012年3月29日開催)

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NTTドコモが2012年2月16日に発表し、3月23日に発売が開始された『AQUOS PHONE SH-06D』タッチ&トライイベントが3月29日にITmedia +Dモバイル主催にて開催されました。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1203/12/news006.html

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  • 司会・進行:ITmedia +D Mobile編集長 園部修
  • シャープ「AQUOS PHONE SH-06D」の製品紹介:
    シャープ株式会社 通信システム事業本部
     パーソナル通信第一事業部 商品企画部 主事 岡安昌利氏
     パーソナル通信第一事業部 開発部 MM放送関連担当 主事 梅田芳夫氏
     グローバルマーケティングセンター コミュニケーション戦略部 部長 木戸 貴之氏
  • 映像コンテンツの楽しみ方:折原一也氏(オーディオ・ビジュアル系ライター)
  • ブロガー:当初予定より多めの20名ほどが来場

SH-06Dは、2012年4月1日よりサービスを開始した、スマートフォン向け放送局『NOTTV(ノッティーヴィー)』に対応した最初で唯一のAndroid搭載スマートフォンということで、注目の新商品です。(タブレット端末としてはMEDIAS TabがNOTTV対応です。)

  • ※2月16日の製品発表に行った際の記事( 『モバキャスNOTTV対応Android搭載スマートフォン『AQUOS PHONE SH-06D』:赤外線・防水・おサイフケータイ・ワンセグまでも搭載した全部入りPlus』http://blogs.itmedia.co.jp/katabami/2012/02/nottvandroidaqu-4e00.html )を掲載していますので、併せてご参照ください。

  • 3月末までは試験放送期間でしたが、4月1日より正式なスタートを切ったNOTTVは、ワンセグの初期と同様に、端末が市場に十分に行き渡るまでには時間を要するかとは思われます。 しかしながら、今回は、購入前にお試しできるNOTTVモニターキャンペーンが実施されており、3月1日から9月上旬までの長期に渡る申込期間があり、条件を満たして貸出を受けると2週間の使用が可能となります。 http://nottv-monitor.jp/

    ※本記事執筆時点で、タブレット端末の貸出は一時受付停止していますが、SH-06Dはモニター受付を実施しており、2~3週間後の貸出開始予定となっているので、興味のある方、視聴エリアの確認などを希望される方は、このモニターを利用すると良いかと思います。(但し、NOTTV視聴に機能が制限しているらしく、スマートフォンとしての試用としては不十分です。)

    ★タッチ&トライイベント

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    ITmedia +Dモバイル編集長 園部氏より、冒頭のご挨拶とイベントの説明。

    引き続き、シャープより「AQUOS PHONE SH-06D」の製品紹介

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    商品企画部 主事 岡安昌利氏がプレゼンを担当。冒頭は固い話ということもあり、やや緊張していましたが、スライドが進むにつれて熱のあるトークとなり、会場の雰囲気もUP。

    SH-06Dの商品化の背景として、昨年7月の地上アナログ放送終了により空いた周波数帯を活用した新メディアサービスとしてモバキャスがスタートすることになった。

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    スマートフォン向け放送局としてNOTTVは4月にスタート。放送と通信の特長を併せ持つイイトコどりした新サービス=テレビと同様のリアルタイム型視聴は、ワンセグの10倍もの高画質、シフトタイム視聴により、蓄積された映像ファイルを視聴できる点が従来の放送と異なる。 さらに、ネット活用によるSNS連携による共有という付加価値。

    モバキャスとワンセグのスペック・方式比較では、ワンセグがフレームレート15fps・解像度320x240から、リアルタイム視聴で30fps・720x480・蓄積型で60fps・1920x1080(1080HD)となり、より鮮明な映像を楽しめる。

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    商品コンセプトとして、高画質マルチメディア放送を楽しめる大画面・超高精細液晶+Dual Core CPU搭載のMultimedia AQUOS PHONE。 ワンセグのスタートでのシャープの実績がNTTドコモに評価されている証。

    デザイン・カラーバリエーションも従来のケータイ・スマホとは異なり、卓上ホルダも、グレーやブラックの1色ではなく、ボディと同色のカラーを配し、サイドから見たデザインも美しいようにと載せて利用することを前提として開発している。
    (講演者机上には、スケルトンの卓上ホルダーがあり、撮影したかったのですが…×でした)

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    商品の特徴を伝えるにあたり、ベースモデルとなったNTTドコモ冬春モデルSH-01Dの実機との比較を交えながら説明をする岡安氏。

    ※ITmedia主催・SH-01D開発者座談会にて、当方もモデレータとしてサポートさせて頂きましたが、その時の様子は、過去記事『 ITmedia主催AQUOS PHONE SH-01D開発者座談会(12月7日)開催レポート 』より。

    4.5インチHD液晶はスペックに現れないクオリティアップを。
    デュアルコアCPUはSH-01Dの1GHzから1.2GHzにスペックアップ)。
    防水・おサイフ・赤外線などのガラケー機能はしっかり継承。

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    エコ技設定により、通常モードから技ありモードに変更すると最大190%の待受時間がアップ。ワンセグの連続視聴時間から大きくスペックをダウンさせずにという開発の成果は、ワンセグ220分:モバキャス(NOTTV)190分と3時間以上の視聴を可能に。

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    シーンに応じて選べる3種類のアンテナ。

    本体アンテナは通常時。従来機種(SH-01D)よりも長くなったアンテナ。
    移動時など、本体アンテナよりも受信感度の高い(アンテナが長い)アンテナ付きイヤホン変換ケーブル。
    屋内・宅内などでは受信感度の高い卓上ホルダアンテナ。

    SH-01D(奥)・SH-06D(手前)を重ねて、アンテナの長さの違いを説明する岡安氏。

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    アンテナ付きイヤホン変換ケーブルをまっすぐ伸ばして使うと良い、と岡安氏。

    卓ホルのアンテナは更に強いんです、と岡安氏。

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    卓上ホルダーは、横画面用のチャージングメニューや、チャージングシアターによる静止画・動画を自動再生するフォトパネル的機能を実装。

    続いて、『映像コンテンツの楽しみ方』について折原一也氏のトークセッション。

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    スマートフォン向け放送・映像配信について、サービス主体・配信方法・インフラ・対応端末・課金方式・主なコンテンツ・特徴の一覧表をベース講演。 時折出る、園部編集長からの質問に答える折原氏。

    iTunesで1本見るよりも安い420円という料金は、納得できるのではないかと。

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    タッチ&トライの時間となり、その後、QAが行われましたが、開発の苦労話などを聞きたいということで、 開発部 MM放送関連担当 主事 梅田芳夫氏に質問させて頂きました。

    開発環境では、擬似のモバキャス放送で試せるが、実際の電波が流れたのが年末頃ということで、開発環境との違いも含めて苦労をしたと。

    広島という立地ですから、LTE/Xiにおいても同様ですが、モバキャス担当の方々は、かなりの長期間、東京での検証に時間を割く必要があったであろうと推測されます。

    写真右は、SH-06D(左右)とSH-01D(中央)

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    スペックアップ+NOTTV対応をしつつ、6mmほど厚く、7gほど重くなるだけで留めており、厚くなった感覚を和らげるためにラウンド形状にして、逆にフィット感がでている外観。

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    ボディ下部のナビゲーションボタン周辺もラウンド形状になり、持ち比べた感覚はとても良好。

    NOTTV発表イベントおよび今回のブロガーイベントを通して感じたことは、NOTTVに対応する製品は、非常に優れており、物欲をそそる仕上がりになっていると思います。

    Twitter上のタイムライン上でも、既に多くの方が購入またはモニター貸出でNOTTVを視聴している話も流れていますが、アーリーアダプター層にとっては、とても楽しめるサービスであると言えるスタート段階と思われます。

    番組についても、7時間もの帯番組とは?と考えていましたが、従来のテレビには無いようなラジオ的な放送を行なっているであるとか(視聴者からのツイートなどが採用されて読まれるなど)、今までのテレビ番組ではあり得ないような夕方時間帯でのオトナ向け放送があるなど、手元に端末が無い自分としては、イベント参加前までは『テレビはみないから』と思っていたものの、『ちょっとみてみたい』に変化したという事が、正直なところです。

    NOTTVモニター端末が、機能を制限していることで多くの不満の声が聞こえてきます。
    Try WiMAXのエリア確認的に、視聴可能なエリア化どうかを確認するためだけであれば、それでも良いと思いますが、番組を見せるだけならば、それこそ、タイムシフト視聴と同様に、アーカイブを視聴させるような仕組みなどで十分ではないかと思います。

    新しい用途提案も含めてのモニターということであれば、2週間という限定的な期間ということのみとして、『NOTTV端末を楽しむ自由』を与えて、アンケートなどのフィードバックで今後に活かすという方向にシフトして欲しいと、願っています。

    事務局からのレンタル方式ではなく、エリアのドコモショップから貸し出すようなauのEVOレンタル方式をすることも、試して頂きたいところです。
    ショップ側の負担が増えるものの、何れは知り、対応しなければいけない事ということでもあり、コア層だけではなく、ショップエリアの標準的なユーザが、NOTTV端末にトライする機会を増やし、そのフィードバックにこそ、重要な端末・サービス利用者普及の鍵が眠っている気がしています。

    ★番外編(よそモノ)

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    つい先日も、+Dモバイルでの連載も手がけたライターのせう氏@shoinoue )。 なぜかウチのテーブルまで来て、SH製ではない連載した端末(Arrows X)であえて撮影をしていました。 次回イベントでは、SH-06Dで撮影していることでしょう。きっと。

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    こともあろうに、ITmediaで、週アスのおまけスタンドを見るとは思いませんでした。
    私のお気に入り最年少ブロガーの Aruくん@asdarc )が持参したもので、撮影の際に当方がスタンドを持参するのをわすれたので、貸してもらったのですが・・・ ITmediaさんは紙媒体ではないので同梱はできませんが、こんなノベルティとか、期待しています。 ついでに、ノベルティブログライブイベントもまたやって欲しいですし。

    NOTTV特集

    • mmbi社による日本初のスマートフォン向け放送局『NOTTV』の2012年4月開局およびNTTドコモからモバキャス対応端末2機種発表
      http://app-coming.jp/ja/articles/detail/152
       
    • モバキャスNOTTV対応Android搭載7インチXiタブレット『MEDIAS TAB N-06D』:赤外線・防水・おサイフケータイ(Felica)・ワンセグまでも搭載した全部入りPlus
      http://app-coming.jp/ja/articles/detail/153
       
    • モバキャスNOTTV対応Android搭載スマートフォン『AQUOS PHONE SH-06D』:赤外線・防水・おサイフケータイ・ワンセグまでも搭載した全部入りPlus
      http://app-coming.jp/ja/articles/detail/154
       

    NOTTV関連URL

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