モバキャスNOTTV対応Android搭載スマートフォン『AQUOS PHONE SH-06D』:赤外線・防水・おサイフケータイ・ワンセグまでも搭載した全部入りPlus
NTTドコモが、2012年2月16日に発表したスマートフォン向け放送局『NOTTV(ノッティーヴィー)』の対応Android搭載スマートフォン『AQUOS PHONE SH-06D』をご紹介します。
NTTドコモの秋冬モデルでのシャープ製品フラッグシップモデル『AQUOS PHONE SH-01D』をモバキャスNOTTVに対応させたような『AQUOS PHONE SH-06D』は、裸眼3Dに対応した4.5インチHD(1280x720)NewモバイルASV液晶・CPUはOMAP4460が1GHzから1.2GHzのデュアルコアにスペックアップ。
一方で、カメラは、1210万画素から800万画素にスペックダウンしており、コスト・重量・厚さなどが要因かと思いますが、数少ない残念な点です。
※厚さは、SH-01Dが 9.7mm (最厚部 約 11.2mm)に対して、SH-06Dが11.8mmということで、これ以上の厚くなることを避けたかった事も予想されます。
NTTドコモAQUOS PHONE SH-06D製品情報
http://www.nttdocomo.co.jp/product/next/sh06d/index.html
シャープAQUOS PHONE SH-06D製品情報
http://www.sharp.co.jp/products/sh06d/
また、AQUOSやAQUOSブルーレイなどをWi-Fiで連携するスマートファミリンク、省エネ昨日の『エコ技』、覗き見防止のベールビューといったSHらしい機能と、ガラケー機能をフル実装(赤外線、防水・防塵、おサイフケータイ、ワンセグ)およびモバキャスNOTTV対応です。
カラーバリエーションは、Magenta Red、Blue Black、Whiteの3色構成で、アンテナ付きでボディ同色の卓上ホルダーが同梱されています。 1色しか卓上ホルダーが用意されていない場合が多いので、嬉しいポイントですが、反面、本体リアカバーがWhiteのみボディー同色で、残りはマットブラックのリアカバーということで、惜しいポイントです。
(色は好みの問題ですが、海外端末に見受けられるマルチカバー方式で、ボディー同色+マットブラックであれば、ベストではないかと思われます。)
通信系は、Wi-Fiテザリング(アクセスポイントモード)に対応、Xiは非対応ですが、FOMAハイスピードで下り最大14Mbpsに対応しています。 Bluetoothは3.0+EDRで、正式な発表はありませんが、2011年夏モデル以降の傾向から、HID(ヒューマンインターフェースデバイス)に対応して、Bluetoothキーボードなどの接続も可能ではないかと想定されます。
秋冬モデルSH-01Dとのスペックを比較します。
機種 | AQUOS PHONE SH-06D | AQUOS PHONE SH-01D |
寸法 | 高さ 約 128mm×幅 約 66mm×厚さ 約 11.8mm | 高さ 約 128mm×幅 約 65mm×厚さ 約 9.7mm (最厚部 約 11.2mm) |
質量 | 約 145g | 約 138g |
FOMAハイスピード | 受信14Mbps/送信5.7Mbps | 受信14Mbps/送信5.7Mbps |
連続待受時間 (3G/GSM) |
3G:約 420時間/GSM:約 290時間 | 3G:約 420時間/GSM:約 260時間 |
連続通話時間 (3G/GSM) |
約 300分/約 450分 | 3G:約 290分/GSM:約 450分 |
メインディスプレイ | 約 4.5インチ/横 720ドット×縦 1280ドット・NewモバイルASV液晶/1677万色 | 約 4.5インチ/横 720ドット×縦 1280ドット・NewモバイルASV液晶/1677万色 |
OS | Android2.3.5 | Android2.3.5 |
バッテリー容量 | 1,520mAh | 1,520mAh |
CPU | OMAP4460 1.2GHzデュアルコア | OMAP4460 1GHzデュアルコア |
外部メモリー (最大対応容量) |
microSD(2GB)/microSDHC(32GB) | microSD(2GB)/microSDHC(32GB) |
外側カメラ機能 (有効画素数/記録画素数) |
CMOSカメラ(約 800万/約 800万) | CMOSカメラ(約 1210万画素/約 1200万画素) |
内側カメラ機能 (有効画素数/記録画素数) |
CMOSカメラ(約 32万/約 31万) | CMOSカメラ(約 32万画素/約 31万画素) |
前述の通りではありますが、非常に酷似したスペックであり、SH-01Dの購入を検討している人は、CPUのスペックアップ+NOTTV対応とカメラがスペックダウンしたSH-06Dとの選択は、悩ましいところかもしれません。
ROMは8GBでユーザ領域となる空き容量は発表会時点で2.73GBと十分。RAMは1GB。
特集
- mmbi社による日本初のスマートフォン向け放送局『NOTTV』の2012年4月開局およびNTTドコモからモバキャス対応端末2機種発表
http://app-coming.jp/ja/articles/detail/152
- モバキャスNOTTV対応Android搭載7インチXiタブレット『MEDIAS TAB N-06D』:赤外線・防水・おサイフケータイ(Felica)・ワンセグまでも搭載した全部入りPlus
http://app-coming.jp/ja/articles/detail/153
- モバキャスNOTTV対応Android搭載スマートフォン『AQUOS PHONE SH-06D』:赤外線・防水・おサイフケータイ・ワンセグまでも搭載した全部入りPlus
http://app-coming.jp/ja/articles/detail/154
関連URL
- NTTドコモ『MEDIAS TAB N-06D』製品情報
http://www.nttdocomo.co.jp/product/tablet/n06d/index.html
- NECカシオモバイルコミュニケーションズ『MEDIAS TAB N-06D』製品情報
http://www1.medias.net/jp/sp/n06d/index.php
- NTTドコモAQUOS PHONE SH-06D製品情報
http://www.nttdocomo.co.jp/product/next/sh06d/index.html
- シャープAQUOS PHONE SH-06D製品情報
http://www.sharp.co.jp/products/sh06d/
- 株式会社mmbi
http://www.nottv.jp/
- NTTドコモ『日本初 V-Highマルチメディア放送「モバキャス」対応端末2機種を開発』
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2012/02/16_00.html