オルタナティブ・ブログ > アー・ユー・エクスペリエンスト? >

人生と仕事に必要な様々なことについて考えるブログ

メディアの変遷 <② Web 2.0的なパーソナル(My)メディア>

»

今日も懲りずに二日酔いです。昨日から今日にかけて、蒲田でロックファン&仕事仲間のSさんと3時頃まで飲んでました。それにしても、二件目に入った店が失敗。反省。。。素直に、ロックバー『ジャーニー』に行っておくべきだった。そうそう、お気に入りの蒲田一安くて旨い居酒屋が、最近込んでいて入れないんです。昨日も満員御礼状態でお断り。これって、口コミ効果の影響なんでしょうか。

本題に入ります。昨日の続きです。一方通行なWeb 1.0的マスメディアの世界が変わり始めたのは、やはり、ブログが登場してからです。ブログが登場したことによって、その他大勢の人間であっても自分の意見が言える、パーソナルメディアの世界が確立されました。ブログの登場は、メディアの歴史を考える上で、本当に画期的な事件だったと言えます。

パーソナルメディアの主役は、マスメディアの主役だったごく一部の権威ある専門家ではなく、その他大勢の「個人(My)」。ごく一部の権威ある専門家の意見に加え、その他大勢の「個人(My)」の意見が世論を動かしていくのがパーソナルメディアの世界観です。

ブログが実証しているように、パーソナルメディアの世界では、個人が発信した意見に対して、その他大勢の人間がコメントしてくれることを歓迎します。リンクについても同様。パーソナルメディアの世界は、その他大勢の意見とできるだけ多く関係を結ぶ(リンクを張る)ことで、自分の意見の価値が上がっていくと考えます。つまり、双方向的なコミュニケーションの世界を実現しています。だから、パーソナルメディアは、Web2.0的メディアであると考えることができます。

じゃあ、完全にパーソナルメディアがマスメディアを追いやって、パーソナルメディアが世論を動かしているのかと言えば、決してそんなことはありません。完全にパーソナルメディアがマスメディアの代わりを務めているとは、言いがたいのが正直なところです。パーソナルメディアが今まで以上に成熟し、マスメディアと同等に世論に対して影響を与えられるような存在になるためには、プラスアルファが必要です。それは、パーソナルメディアからソーシャルメディアに進化することです。
 
Web2.0的な世界観が今後も今の勢いで広がっていけば、パーソナルメディアは最終的にソーシャルメディアに包含されていくのではないでしょうか。Web2.0が目指す、メディアとしての理想のカタチがソーシャルメディアだとすれば、ソーシャルメディアはWeb2.0的メディアとして、今ようやくスタート地点に立ったばかりです。

ソーシャル・メディアによって、一体どんな世界観が実現されるのか、来週に続きます。

※追伸

昨日報告したとおり、今日は妻も娘も不在です。青空一人きりです。天気も良いし、これから二日酔いを覚ますために、ビールでもグビッとやろうかなと。。。結構満喫しています。念のため、報告でした。

Comment(0)