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ユーザーの”参加する意志”を尊重する

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それにしても昨日の東京は暑かったですね。会社でもエアコンのスイッチは一日中入れっぱなし状態。冷たい飲み物をゴクゴク。いやぁ、会社の冷蔵庫を空にしちゃいそうな勢いでした。天気予報によれば、しばらくは蒸し暑い日が続くとのこと。以前このブログで、外出の多い私には雨が堪えると書きましたが、暑さも一緒です。東北出身の私は、暑いのが大嫌い。夏はあまり得意じゃないんですよね。しかも、今の私の仕事はほとんどが外出。今年の夏は案外痩せるかもしれないなと、ひそかに期待しています。

ところで、今週の私は「果報は寝て待て」状態。実はお客様から、「御社にお任せすることに決まりました」の連絡が数件入る予定なんです。お客様からの注文の知らせを受けるのは、この仕事をやっていて最高に嬉しい瞬間の一つです。

以前このグログで、Web 2.0は参加してみてはじめてその面白さがわかるし、参加しなければ意味がないんだ、といった内容の記事を書きました。今でも、”参加すること”がWeb 2.0の本質であるという考えに変わりはありません。ただ、一つだけ補足させてもらうと、参加するにしても個人の参加レベルは尊重しなければならないということです。Web 2.0は、インターネットを利用するすべてのユーザーに、同じレベルで参加することを強要するものではありません。個人の意志は尊重されなければおかしい。

たとえば、最近メディアやブロガーの間で、ブロガーやSNSユーザーの質の低下について問題視する発言を見かけます。ユーザー数が増える弊害として、意味のないブログやコミュニティが増えているといった指摘です。マスメディアの世界に長い間どっぷりと浸かってきたと思われる人間の中には、ブログやSNSの存在自体を否定するような極端な意見まで見受けられます。

私は、ユーザーの参加する意志が尊重されるべきであると考えています。ブログを例にとれば、アルファブロガーを目指しているブロガーもいれば、日々の日常をただ書き記すことが目的の普通のブロガーもいるということです。実名で、批判や誹謗中傷を受けるかもしれないというリスクを覚悟のうえで記事を書いているブロガーもいれば、匿名のまま閉じられた世界で記事を書いているブロガーもいるということです。そして、どちらも”参加している”というレベルでは同じ。Web 2.0で重要なのは、ブロガーとしての姿勢や書いている記事の内容よりも、参加してみるというその意志です。

同じことが、SNSについても言えます。SNSを利用しているユーザー全員が、自分でコミュニテイを立ち上げたり、積極的に発言する必要はありません。とりあえず興味のあるコミュニティに登録してみて、そこで交換される意見をただ静観する。私は、それでも構わないと考えています。それが、その人のSNSに参加する意志なのであれば、その意志は尊重されるべきです。だから、発言を義務付けたり強要したりするコミュニティには、どちらかというと反対です。

ブログやSNSは、多くのユーザーがもっと自由に参加することができて、楽しむことができるサービスであるべきです。参加している個人やその周囲のユーザーが楽しければ、それはそれで意味があると私は考えています。

ブログやSNSがソーシャルメディアへと進化する過程においては、多くのユーザーの参加が必要です。日本の場合、米国や韓国に比べると、まだまだブログやSNSを利用するユーザーが少な過ぎます。もっとユーザー増えてこないと、本当の意味で質の良いブロガーやコミュニテイは生まれません。今は、ユーザーの”参加する意志”を尊重する時期なのではないでしょうか。

※ 最近ある読者から指摘されました。「伊藤さんのブログ長いっすよ」って。。。反省しています。

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