オルタナティブ・ブログ > Azureの鼓動 >

クラウド戦役をZガンダム視点でわかりやすく解説するブログ+時々書評。

GoAzureはHackFestでHanselman&池澤あやかと握手!

»

「これで勝てねば貴様は無能だ」と脳内に響くゴーストの囁きに導かれ、遅ればせながら今週金曜日16日開催の"GoAzure"(要登録。参加無料)に私も本格参戦させていただくことになった。開催直前のイベント準備チームとの議論で「この風、この肌触りこそ戦場よ」という感覚を満喫させていただいている。すでに会場キャパ満席に近い状態ではあるのだが、参加を迷っている方は締め切りになる前に急ぎご登録いただきたい。

とはいえ、セッションスケジュールはすべて決まっていて参入の余地などないはず...と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、コミュニティーJAZUG主催のタイムテーブルに、"HackFest"という枠が設定されていて、そのナカミはあまり語られていない。

そう、この"HackFest"こそが私の戦場、遅ればせながらこのプログラム全体をJAZUGを支える形でプロデュースさせていただくことになったので、その詳細と想いをここに述べさせていただくことにする。

<参加のルール>
其の一。原則としてPC持参(なくても大丈夫だが手元にPCがあった方がダンゼン楽しい)
其の二。原則としてAzureアカウント持参(会場内でアカウント作成ハンズオンも開催)
其の三。ゆるーく、たのしく、コードを書きながら、あーだ、こーだと議論する
其の四。服装問わず。スーツもギークも両刀使いも大歓迎
其の五。ソーシャル拡散、写真撮影、握手、サインその他イベントの進行に支障のない限り制限なし

<お品書き>
A会場:Scott Hanselmanのアンカンファレンス
B会場:池澤あやかと学ぼう!シリーズ
C会場:APIパートナーによるワークショップ

goazure_hackfest.png

scott_hanselman.pngayaka_ikezawa.png

それぞれのミニステージで、カジュアルなトークおよびワークショップが展開される。お行儀よく座ってセッションを聞くのもよいが、どうせなら、豪華ゲストと身近な距離でインタラクティブに楽しむ空間を満喫していただきたいという想いでHackFestを企画している。

A会場はScott Hanselman(こんな人)とのカジュアルトーク。今回キーノートスピーカーをつとめる、初来日のScott Hanselmanを囲み、アンカンファレンス形式で進行する。英語が苦手でも通訳がいるので安心。マイクロソフト本社のエライ人に、いろいろな質問をぶつけてみていただきたい。ただ、Scott Hanselmanは開発側の人間であり、インフラに近い話は苦手。PaaSとしてのAzure各サービスを利用した開発手法や、ASP.NET、Visual Studioあたりが大好物。

アンカンファレンスでは、参加者みんなでお題をホワイトボードに書き込み、その中からScott Hanselmanが「オレ、これについて話しちゃうよん」と、チョークトークを始める流れ。参加される方への期待は「お題を考えてくる」こと。当日朝のキーノートを見て引っかかったところを質問してみるのもよいだろう。

また、当日Scott Hanselmanと一緒にコードを書いてみたいという強者も大募集。「オレのコード見てくれ」というレビューも歓迎。我々が事前に聞いている話では、Scott Hanselmanはキーノートでの講演より、このHackFestを通じて日本の開発者とコミュニケーションできることを大変楽しみにしている模様。一方で運営側の不安は、こういう絶好の機会に奥手なフリをする日本人気質。JAZUGコアメンバーやマイクロソフト社員もまわりにいて適宜サポートするので、みなさんの積極的な参加をお待ちしている。

さらに、Scott Hanselmanはキーノートのネタとは別に"fun talk"なるスペシャルコンテンツをたんまり仕込んでいる模様。(イベント関係者は本心キーノートに集中して欲しいと思っている)マクロソフトで開発チームの第一線を張り続けてきたScott Hanselmanによる渾身の"fun talk"を是非聞いてやっていただきたい。

B会場は、なんとスペシャルゲストとしてギーク女優の「池澤あやか」さんをお招きして、彼女が得意なRubyだけでなく、さまざまな関連テクノロジーについてのトークを、ハンズオンをまじえて展開する。

最初のセッションは、なんとまだ調整中(笑えない...)。今回スペシャルセッションをお願いしているまつもとゆきひろ氏に登場いただき、Rubyの女神との対談をセッティングできる...はずである。(スケジュールなどの事情でできなかったらゴメンナサイ!)Rubyに対する想いを語っていただくのはもちろん、エンジニアとしてのキャリアやギークとしての生き様についても、みなさんの参考になる有意義なコメントがとびだすことを期待している。

以降、Rubyはもちろん、PHPや機械学習についても、今回各テーマのスピーカーをつとめるプロフェッショナル陣が、池澤あやかさんを相手に、おそらくいつも以上にやさしく教えてくれるはずなので、参加されるみなさんも、その様子を見ながら手元でコード書いたり環境を再現してみていただきたい。

C会場は、API、プラットフォームパートナーによるワークショップ三連続。Azureで連携しやすいTwilio、SendGrid、Photon Serverのエバンジェリストが、各サービスのAPIを活用した簡単ワークショップを展開。興味はあったけど触る機会がなかったという方は是非お立ち寄りいただきたい。Twilioは電話連携、SendGridはメール送信、Photon Serverはゲームサーバーを簡単に実現できてしまう非常に便利なサービスで、Azureとも親和性が高い。Azureには標準機能として提供されるソフトウェア部品群を使うだけでなく、対応ソリューションの組み合わせで柔軟性高く環境を構築できるパートナーがいることを体感していただければ幸いだ。


HackFest終了後は参加無料の懇親会に突入。ここでも参加者同士のネットワーキングが進むことを期待している。

今回、イベント会場はご来場いただいた皆様にできる限り快適なな空間として過ごしていただけるよう、スピーカー含め関係者控え室なるものは最小限にしている。そのココロは、自分でセッションを担当する以外の時間は、できる限り会場にご来場いただいているみなさまと会話してほしいためであり、セッションスピーカー、JAZUGコアメンバー、マイクロソフトのテクニカルエバンジェリストは、基本的にこのHackFest部屋にいることになっている。私含め普段忙しそうにしているメンバーも、この日ばかりはHackFest会場をフラフラしている可能性が高いので、見つけたら気軽に話しかけていただきたい。HackFestはScott Hanselmanが来日するにあたり、是非実現したいといっていた企画をベースとしており、日本の開発コミュニティが盛り上がっているところを見せつけてやりたく、一人でも多くのエンジニアのご来場、積極的なご協力を改めてお願いしたい。

みなさんと会場でお会いできることを楽しみにしている。ご登録はコチラから

Comment(0)