8月5日はマイクロソフトとGoogleの仁義なき戦いを見に行こう!
マイクロソフトとGoogleがガチンコで対決する様を生で見たいという方は、
是非下記カンファレンスにご参加いただきたい。7月28日ブログ執筆時点まだ
申し込みは締め切っていない模様。
「テクノロジービジネスフォーラム2010 クラウドという選択」 (#tbf2010)
8月5日開催@六本木【参加無料】に、マイクロソフトはエース西脇 @waki を送り込む。
さて、このカンファレンス巷溢れる「クラウド」旗印のよくありがちなカンファレンスでは
あるのだが、我々が協賛することにした主な理由は次の3つ。
1. 最初の声がけがPublickeyの新野氏であったこと
2. 主催が日本技芸でありきたりではなくひと味変わった内容にできそうだったこと
3. (初期の段階では)パブリッククラウド勢が揃うはずだったこと
当日のタイムテーブルをみながら、上記補足してゆこう。
まず、新野氏からお声掛けいただいたのは、最後のパネルディスカッションへのお誘い。
パブリッククラウドベンダー各社が互いの主張を繰り広げつつ、新野氏がえぐるような
仕立てに出来れば、結果がどうあれ参加者にとってはオモシロイ内容にできそうだと考えた。
本来ライブ感溢れる生の声が聞けるはずのパネルディスカッションにもいろいろあり、
打ち合わせで合意した道筋に沿って、議論と言うより各パネラーの一方的な主張を
しゃべるだけ、というものも少なくないが、今回は論客の顔ぶれが豪華なことに加え、
ファシリテーションを新野氏が担当するということで、一筋縄にはいかない展開となるだろう。
また、おそらく多くの方にとって聞き慣れないであろう(失礼)日本技芸という会社が主催
している点も我々にとって魅力であった。後から主催に並んだアジャイルメディアネットワーク
も含め、マイクロソフトが普段リーチしていない方々と出会える機会となるのではないか
という下心と、日本におけるインターネット普及期を支えた面々が名を連ねる日本技芸の
コンテンツ制作能力に対する期待感は大きい。同社リサーチャーである濱野智史氏の
「アーキテクチャの生態系——情報環境はいかに設計されてきたか」は、ネットの本質を
ついた名著であると思う。
さらに、大手パブリッククラウドベンダー勢揃い…となるはずであったという点は、
AWS側のリソース不足により惜しくも実現できなかったが(上記スクリーンショット右下で
私のtweetが見えるようにしているのはわざと←文字が小さくて見えないかもしれないが
AWS小島氏への軽いお小言)、結果マイクロソフトとGoogleのガチ対決になっているので、
これはこれで見物だろう。IBMはLotusに閉じた話をする模様。
次回はAWS小島氏にも是非参戦していただきたいところ。
ただ、ガチ対決といってもどっちが勝つ、負けるという単純な話ではなく、議論で露見する
いくつかの対立の構図から違いが浮き彫りになってくることが重要と考える。ひとくちに
クラウドサービスといったところで、各事業者の思惑は様々。良くも悪くも比較表が大好きな
人も多いのでとかく並べてあれこれ議論したいという方は、Google藤井氏と弊社西脇の
主張をしっかりと受け止め、クラウドの本質的な理解を深めていただければ幸いだ。
ちなみに今回私は黒幕フィクサーに徹する予定。結果、当日はお気楽極楽な感じで
ふらついている可能性が高いので、会場で見かけた際にはお気軽にお声掛けいただきたい。