オルタナティブ・ブログ > Azureの鼓動 >

クラウド戦役をZガンダム視点でわかりやすく解説するブログ+時々書評。

「諸君らの愛してくれた原水はマイクロソフトを去った。…何故だ!?」「坊主だからさっ」

»

エウーゴ派の私が都合良く陣営を変えるな!と怒られそうだが今日はギレン・ザビ目線で。
イサゴ中佐はGNO3でもジオン→エウーゴ所属なのでご容赦いただきたい。

---機動戦士ガンダムTV版第12話:「ジオンの脅威」のガルマ追悼演説より

我々は一人の英雄を失った。これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ!
ライセンス営業部隊に比べ我が開発コミュニティ支援チームの国力は30分の1以下である。
にも関わらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か!
諸君!開発コミュニティの活動目的が正しいからだ!

一握りのノンテクがクラウドにまで膨れ上がったマイクロソフトを支配して20余年。
宇宙に住むクラウド派が自由を要求して、何度ライセンス至上主義に踏みにじられたかを思い起こすがいい。
レイ・オジーの掲げる、開発者一人一人の自由のための戦いを、神が見捨てる訳は無い。
私の同僚、諸君らが愛してくれた原水はマイクロソフトを去った、何故だ!

戦いはやや落着いた。諸君らはこの戦争を対岸の火と見過ごしているのではないのか?
原水は、諸君らの甘い考えを目覚めさせるために、マイクロソフトを去った!戦いはこれからである。
我々の軍備はますます復興しつつある。Googleやセールスフォースとてこのままではあるまい。

それを原水はマイクロソフトを去ることで我々に示してくれたのだ!
我々は今、この想いを結集し、世の中に広く知らしめて初めて真の勝利を得ることが出来る。
この勝利こそ、マイクロソフトを去った者たちへの最大の慰めとなる。
国民よ立て!悲しみを熱意に変えて、立てよ国民!Azureは諸君等の力を欲しているのだ。
ジーク・ジオン!!
---

※なるべく原作の表現を残す方向で。この演説はフィクションです

というわけで、マイクロソフトのMVPチーム所属で、開発コミュニティ支援のために
全国飛び回っていた原水がマイクロソフトを卒業することになった。正直なところ
昨日のブログで事前告知させていただいた「例のアレ」も含め、開発コミュニティの
立ち上げがこらから本格化するAzure担当としては非常に痛いところであるのだが、
微力ながら彼の次のステップへのチャレンジを応援したい。

とはいえ…「TechEdのLT(ライトニングトーク)は原水さんに任せておけば安心!」という
目算は崩壊し、いろいろな影響が私のまわりにもでてきそうな予感。この状況を
切り抜けるためには、開発コミュニティのみなさんの活躍がより一層重要になる。

具体的には、下記対応をお願いしたい。

■情報発信活動を強化し、来るべきAzure MVP審査に備えていただきたい

TechEdのライトニングトークでは多くの方の積極的な登壇と素敵なネタを期待したい

■開発者同士の横の連携を意識してコミュニティとしてのまとまりを強化していただきたい

私の知る限り、原水のJob Descriptionには含まれていないながらも、重要な役割を
果たしていたのは3番目に記載した媒介者、ハブ的存在だったのではないかと思う。
全国津々浦々の開発/技術者コミュニティに顔を出し、(自分も楽しみながら?)
ゆるやかに連携を促進していたように見える。これは彼個人のキャラがあってこその
成果であり、他の誰かがすぐにとってかわることができるようなポジションではないのだが、
今後しばらくは私を含むエバンジェリスト陣がこの役割を引き継いでゆくことになろう。

というわけで、原水の卒業は非常に残念ではあるのだが、マイクロソフトは非常に
層の厚い組織であるため、開発コミュニティのみなさんの心配にはおよばない。
これまで以上に、より一層開発コミュニティ活動を盛り上げてゆければ幸いである。

聞いている話では、すでにキシリアの手の者からお声がかかっている模様。

Haramizu_3

原水さんの今後のますますの活躍とご健勝を祈念して…

「ジーク・ジオン」

Comment(1)