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【全プレ】人気のAzureの開発トークンをみなさまに。ささやかながら一足早いクリスマスプレゼント

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「WindowsAzureの開発トークンを申請しているのになかなか発行されないのですが…」
FAQの筆頭にあがるほど、みなさまのご要望にお応えできていない点は平にお詫び
申し上げたいのだが、世界中の開発者からのリクエストに対応が追いついていないという
のがお恥ずかしながら年内お試し期間のWindows AzureCTP運用の実状だ。

「せっかくAzure使ってみてやろうと思ったのにトークンこねーじゃねーか!」と、
半ばキレ気味なみなさまも含み、多くの皆様にご迷惑をおかけしている現状を反省しつつ、
時節柄ささやかな一足早いクリスマスプレゼントという意味合いもかねて、
今回は特別に即時発行の機会をご用意させていただいたのでご案内したい。

背景は下記に説明するが、Microsoft Cloud Bootstrap 開催事務局(kkadcsp@microsoft.com)宛に
メールをいただきたい。

「開発コンテストに応募したいので開発トークンを希望」という内容で。
「私のブログを見て連絡した」と添えていただけるとよりスムーズだろう。
開発トークンが割り当てられた旨のメールが返ってくるはずだ。

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すでにさまざまなところでお話ししているので、ご存じの方も多いと思われるが、
現在、Windows AzureはCTPと呼ばれる開発者向けの無償プレビュー期間であり、
通常で言うところのプロダクトキーのような「開発トークン」を申請し、入手することで
誰でも使えるようになっている。

しかし、ここに罠があって、この開発トークンなるものが、申請してもなかなか発行されない
のである。そこで、開発コンテストやハンズオンラボにご参加いただくみなさまにご不便を
おかけしてはいけないと思い、あらかじめ我々の方である程度確保している。

日本独自の取り組みであるハンズオン(年内開催予定分満員御礼)も開発コンテスト
おかげさまで人気を博しており、米国本社にもっと開発トークンがないと足りなくなる!と
騒いでみたところ、なんと貴重な追加分を成功裏に入手することが出来たのだ。

そこで、開発コンテストに応募する(自己申告でつもりのある方に)この開発トークンを
より広くご提供させていただくことにした。在庫一掃セール、というわけではないのだが、
せっかくの機会を有効に活用していただきたい。

さらに、この開発コンテストには「タイムトライアル」という謎な部門が用意されている。
詳細は応募要項をよく読んでいただきたいのだが、要するに、開発スキルや環境は
不要で誰でも応募でき、かつレギュレーションが敢えて「ゆるふわ」に設定されている。
せっかく入手した開発トークン、アプリの1つくらいのせてみたくなることだろうし、
ここはひとつ、「こんなのでもいいのだろうか…」という不安を払拭し、勢いで
コンテストにも応募してみていただきたい。

なお、この開発トークンが使えるCTP環境については、年内いっぱいというアナウンスを
させていただいているが、ほどなくしてこのCTP参加者のみなさんから優先的に、
Windows Azure本番環境への移行のご案内がメールで通知されることになる。

詳細な手順はそのメールをお待ちいただきたいのだが、どうせCTPもうすぐ終わっちゃう
から開発トークンとかなくてもいいし、という発想は明らかに愚策だ。
とりあえず参加しておく、自分のアプリを何らかデプロイしておくことに意義がある。
むしろ反対に、無償であるCTPの間にいくつかの環境を確保しておくのが賢い選択と言えよう。

なお、WindowsAzure製品部は、提供された開発トークンがきちんと活用されているか、
すなわち何らかのアプリケーションがcloudapp.net で稼働することに成功しているか
どうかを簡単にトラッキングする術を持ち合わせている。CTPから本番への
マイグレーション案内を順次行ってゆく場合、古くから使っている人を優先するという
基準は妥当だが、きちんと使えるスキルを持っていると思われる人を優先したいという
気持ちになるのもわからない話ではない。

かくいう私もみなさまからいただく質問に日々回答しているが、ぱっと見で「こんなの
一度さわってみればわかるじゃん。試してもないのにとりあえず聞いとくか、という程度か…」
という質問に出くわすと、正直気持ちが萎えがちだ。仕事なので事務処理的に回答は
するが、気持ちを込めた「おもてなし」ができていないなあ、と反省することも少なくない。

どうせあとで使う機会があるのなら、一見さんから馴染み客に自分のステータスを
あげておいた方が、何かよいことがあるかもしれない。(私のブログでの発言は、
マイクロソフトとして何を約束するモノでもない点ご承知置き願いたい。念のため)

というわけで、年内無償でWindows Azureを使える開発トークンがほしい!という方は、
Microsoft Cloud Bootstrap 開催事務局(kkadcsp@microsoft.com)宛に今すぐメール。
大事なことを言い忘れたが、確保済みトークンの配布は「先着順」「在庫限り」である。

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