Webつくってる?25人以下?ならこのウマい話にはのっておいた方がよい。WebsiteSpark日本でも展開
ウマい話にはウラがあるのが普通だが、この話は掛け値なしにオトクだ。下記の「ゆるふわ」な条件に
該当するラッキーな方は、是非このチャンスを逃さないように特典をゲットしていただきたい。
マイクロソフトのWebsiteSparkというマーケティングプログラムが、昨日より日本でも解禁となった。
せっかちな方、申し込みはコチラから。
【WebsiteSparkの特典をゲットするための3つのゆるふわ条件】
•Web 制作や開発業務を主なビジネスとしていること(Web サイトなどでわかるようにしておいてください)
•従業員数が25名以下であること(強引にはみ出し分を非正規雇用にしないでください)
•Windows プラットフォームを用いた新しいドメインのWeb サイトの開発を積極的に推進すること(6ヶ月以内に1サイト以上構築…してくれたらいいな)
もちろん、フリーランスの個人事業主も大歓迎だ。グローバルのプログラム案内を先に見られていた方は、
「10名以下の間違いじゃない?」という指摘してくださるかもしれないが、これは誤植ではない。
私の3メートル前の席に座っているK氏他、マイクロソフト日本法人の中の人たちががんばって交渉し、
日本は特例で25名以下までOKとさせていただいている。
ではマイクロソフト社員の私から見ても、ちょっと大盤振る舞いしすぎではないか?と思ってしまう
ステキな特典をご紹介しておこう。
■マイクロソフトの開発・デザインツール
- Visual Studio 2008 Professional Edition × 3ユーザーライセンス
- Expression Stuidio 3 ×1ユーザーライセンス
- Expression Web 3 × 2ユーザーライセンス
■検証、デモに使えるサーバー製品(一部、本番環境でも使える例外特典あり)
- Windows Web Server 2008 × 3ライセンス
- SQL Server 2008 Web Edition × ライセンス
※原則、自社の環境で本番運用を行う場合は、別途サービスプロバイダ向けのライセンス契約(SPLA 契約)の締結が必要となります。ただし、Windows Web Server 2008 とMicrosoft SQL Server 2008 Web Edition について、それぞれ 4CPU ライセンス分まで WebsiteSpark の参加期間(最大3年間)、SPLA の費用は必要ありません。→つまり、本番でもタダで使える!
■加えて、上記製品の技術サポート(10月20日から提供開始)をインシデント
■もちろん、Web開発に必要な技術情報やマイクロソフトをハブにしたマーケティング機会を提供
要するに、これらの開発ツール製品、サーバー製品を「無償で」提供してしまおうというプログラムなのである。
しかも期間は最大3年。3年もたてばみなさんの事業も、世の中も、マイクロソフトも変わっていることだろう。
(1年ごとに更新手続きがある)
なお、申し込みはマイクロソフトのサイトから直接行っていただいてももちろんOKだが、下記パートナー企業を
経由すると、場合によっては何らか特典があるらしい。日頃お付き合いのある企業があればお問い合わせ
してみていただくのがよいだろう。
■ネットワークパートナー(50音順)
■ホスティングパートナー(50音順)
さてこの施策、マイクロソフトは何が狙いだ?と疑心暗鬼になる方は少ないのではなかろうか。
欲しいのはシェア。ただそれだけ。ウラはない、いたってシンプル。
特にWeb領域でのシェア。特に日本での。ものすごく欲しい。
したがって、もしこれから作ろうとしているサイトやシステムが、別にPHPでもJavaでもRubyでもFlashでも
.NETでもなんでもよいという話であれば、マイクロソフトに恩を売れる絶好のチャンスである。
遠慮なくマイクロソフトからのライセンス提供を受け、みなさんのビジネスに有効に使っていただきたい。
"hogehoge Spark"というマーケティングプログラムは、実は他にもある。学生向けのDreamSpark、
スタートアップ企業向けのBizSparkである。それぞれ、今回のWebsiteSparkと似たようなオファリングを
行っており、知っている/知らなかったで節約術に差が出てくるだろう。
Azureの話をしていると、「Visual Studioライセンス持ってないんですよ」という話を聞く機会も、
Web領域においては少なくない。Eclipseさえあれば万事OKという方もいるかもしれないが、
食わず嫌いはよくない。私の知る限り、筆を選ばぬ両刀使いの方々は、この不況下でもしっかりビジネスを
まわしているように見受けられる。生産性や保守性を考えればVisual Studioなのだが、コストがネックで
使えなかった、検証してみる機会もなかったという方は、是非タダで使ってみて欲しい。C#がわからない、
APS.NETがわからないという方も、プロフェッショナルの嗜みとして身につけておいていただきたい。
そのスキルはクラウド時代にも間違いなく役に立つ。そう、Windows Azureと共に。
何故このタイミング?AdobeのMAXにぶつけた…のかな。Adobeのせいでちょっと寝不足だ(個人的なつぶやき)