生きたマーケティング、海外デジタル・マーケティング事情、セールスオペレーションでリードするビジネスモデル

インターナショナル・マーケティングのチャレンジ(パート2)

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インターナショナルに仕事をしている人なら、誰しも経験のある、文化の違い、思考の違い。

今日は欧米の本社を持つ会社(日本)で働く人の"あるある"を紹介します。

  1. 本社がアメリカ、特に西海岸、東海岸のBostonやNew Yorkだと、日本人と働いた経験がある人、日本食も普段食べる人たちが結構います。文化的にはとても仕事やりやすい。
  2. 本社がまたは上司がそれ以外のアメリカの地域/人の場合。ゼロからの出発です。自分の部下が日本人で、日本の市場の責任を持ったいる自覚のある上司なら、あなたしだいでうまく行くかも。
  3. 本社がまたは上司がヨーロッパ(人)で、アジア、日本の文化に興味がない。表向きには、アジア・日本の市場の責任者だけど、まったく興味がない。これは働いていてむなしい。

3については私も目の当たりに見たことがあります。その人たちはイギリス人+シンガポール人でした。本社はアメリカです。

例1) まず、インターナショナル営業(日本、アジア、ヨーロッパ全土)の副社長として入社したイギリス人。数週間して彼はアジアビジネスは一切興味がないので、アジアはいらないと言って、アジア地域に大変興味のあるアメリカ人に贈呈しました。このアメリカ人はその後数年間でアジアビジネスを伸ばして成功しました。

例2) 次はタイトルはインターナショナルマーケティング副社長で入社したイギリス人、後にAPACとEMEAのマーケティングと具体的にタイトルを改正してました。社内で政治的に動く女性で、上記のヨーロッパ営業副社長と仲良く、市場的に伸びのあるアジア営業副社長ともうまくやっていました。現場がわからない人なので、すべて彼女の部下、アジアのマーケティングマナージャに任せていました。

例3) アジアのマーケティングマネージャはシンガポールから、日本、韓国、中国、シンガポールや東南アジア、インドのマーケティングを担当します。日本語も韓国語も中国語もできません。これらの言葉や文化の相違を勉強する努力は見えませんでしたね。彼の上司(例2)と同様、営業各国、各リージョンのマネージャとは話しますが、現場の営業の声を聞こうとしませんでした。予算をもらって、分配して、リードの件数をとるのが彼の仕事だったようです。"リードの質より量"の人でした。イギリス人上司からの評価は良かったみたいです。営業のマネージャをはじめ営業現場では評判はよくなかったです。

ある日本人の熟練マーケッターが発した言葉に、"シンガポールからのマーケティングは、霞ヶ関で仕事をしているようなものだ"と。シンガポールは小さく、人口も少ないため、国内では成熟した市場はほとんどありません。ですので、現場をあまり知らない官僚の方が、管理仕事を行うのと似てるんでしょうね。

例2)と例3)の人は、丸投げ仕事の人たちでした。特に例3)は自分の言葉で自社製品・サービスを語ることがなかったですね。情熱を感じませんでした。

まとめ、インターナショナル・マーケティングで必要なもの:

  1. 仕事に情熱をもつこと
  2. 文化の違いにオープンで柔軟性があること
  3. 丸投げしないこと

そんな気がします。

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