ニンテンドーDSiは音楽機能だけで買う価値あり
ニンテンドーDSiは音楽再生機能やカメラ機能が内蔵されているので、セカイカメラっぽいものができるようになるとか、iPhoneのライバルになるとか言っている人がいます。たしかに一部は競合しますし、たとえば、ARを利用した「おいでよどうぶつの森」は、ぜったいに出てくると思います。息子も同意見でした。
これはアプリ(ゲーム)が出てくるのを待つしかないわけで、内蔵されているOperaでカメラアクセスが可能かどうかもわからず(たぶん無理)。だめならば自分で開発、というわけにもいかないのがつらいところではあります。
それよりも、DSiの音楽機能のほうにとても興味が湧いてきました。「AACだけじゃん。MP3サポートしてなきゃ意味ないじゃん」というのはシロート的考え。おもしろいのは、この機能です。
ボーカルキャンセル、ピッチチェンジ、テンポチェンジ。これだけを見れば、「MP-GT1」と同様に耳コピやフレーズ練習の助けになるはず。ギター小僧や、ボーカルトレーニングにはとても便利なんじゃないでしょうか。
・ギタリストのためのMP3プレーヤー「MP-GT1」を試す(その1)
・ギタリストのためのMP3プレーヤー「MP-GT1」を試す(その2)
・ギタリストのためのMP3プレーヤー「MP-GT1」を試す(その3)
「MP-GT1」の価格は1万7000〜8000円くらい。「ニンテンドーDSi」は1万8900円。さほど変わらない値段で、ゲームもできる(笑)。もちろん「MP-GT1」にはギタージャックや、エフェクター機能もあるし、MP3再生可能なのでちゃんと利用価値はあるんですけどね。
サンプリングもできるようです。サンプリングで遊ぶというのは、以前もお試し版であって実際に試してみたんですがゲーム感覚のやつだったんで、楽器としては使い物になりませんでした。DSiのにはちょっと期待してます。SDカードからインポートしたサウンドのサンプリングもできるようになるといいなあ。
「楽器としてのDSi」を考えると、KORG DS-10との組み合わせが面白くなりそうですね。作成したサウンドの保存をSDカードにできるようになれば……。DS-20の登場をお待ちしております。