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iPhoneのアクティベート数14万6000台に「貢献」した企業とは

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 AT&Tが決算で発表した、最初の2日間でアクティベートされたiPhoneの台数がアナリスト予想より少なかったおかげでApple株は大きく落ち込むことになりました。

 アクティベーションがうまくいかなかったせいだ、とAT&Tを責める声もあれば、DVDヨンなどによるハックのせい、という声もあったりして。

 BloggingStocksの記事で知ったのですが、そのアクティベーションの技術を提供している企業というがあるんですね。Synchronoss Technologiesという会社で、ちょうどNASDAQへのIPO後1周年を迎えたところ。上場後はちょっと落ち込んだものの、現在では4倍以上の値を付けています。台数発表の後、8.56%下げてます。

 リリースを読むと、ここの ConvergenceNowというソフトウェアプラットフォームがiPhoneのアクティベーションには使われており、複数年契約を結んでいるのだそうです。

 CNETの記事に、アクティベーションのトラブルについては書かれているけど、その後でちゃんと複数年契約を発表できたということは、おとがめがなかったか、少なかったということですかね。

 iPhoneを日本市場で売りたいと思っているキャリアは、もう目を付けているんでしょうけど。これからこの会社の動向は気をつけておいたほうがいいかも。

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