プロジェクト管理・ポートフォリオ管理ツールの活用方法を中心に、IT投資管理の考え方をご紹介して行きます。

タスクフォースには戦略が作れない

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よく企業再生などの際に、プランニングのためのタスクフォースが立ち上げられる事があります。これらのタスクはミドルマネージャーや、若手の社員を含めて様々な部門の人間が参加して、華々しくスタートしますが、いつしか壁にぶつかりいつのまにか下火になってしまうという事が多いと思います。さらにはタスクがまとめたプランは結局一部しか採用されません。皆さんも一度はこのようなタスクチームに参加した事があるのではないでしょうか?

IT戦略をなぜCIO自らが作成しなければならないか。結局のところ権限のないタスクフォースには、戦略的なプランを作れないからです。戦略とは最も差別化出来る部分に最大の力を集中する事です。そのためには、優先度の低いプロジェクトを停止したり、予算を引き下げる必要があります。しかし権限のないチームにはこの作業が出来ません。戦略的なプランには痛みが伴います。おそらくタスクチームはそのプランを上層部に通す事が出来ませんし、声の大きな経営層に簡単に覆されてしまいます。
さらには、チームのまとめた戦略は、経営陣から様々な修正が加えられてしまいます。その時点ですでに戦略性が薄まっています。

戦略的な意思決定においてはCIO自らが、IT戦略をドライブする事が重要です。しかし、そのためには現状の全てのIT投資のステータスを把握する事が必要になりますし、企業戦略をIT戦略にブレイクダウンして、実際の個々のITの投資につなげるシナリオを作成する事が必要になります。通常これらの膨大なデータは、様々なExcelファイルに分散して保存されており、全てを把握する事は困難です。

少し宣伝になりますが、本日CA Technologiesでは、CA Clarity Playbookという新製品を発表しました。この製品は企業エグゼクティブのIT戦略策定にフォーカスした、新開発のiPadアプリケーションです。この製品は単なるBI製品ではく、IT部門の戦略策定にフォーカスし、企業の戦略目標から個々のIT投資を決定して、継続的に各IT投資投資の進捗の把握する事が可能です。

現在多くの企業では、Excelを使用して戦略の優先度を策定したり、IT予算の配分を検討してり、プロジェクトの進捗を把握したりしています。これらのExcelファイルをメールに添付して、社内の様々なステークホルダーで何度も議論を重ねて、戦略作成を行なっているかと思います。

CA Clarity Playbookは、これらのExcelのファイルをサーバーにインポートして可視化し、企業戦略を個々のIT投資に連携させます。また、CA Clarity PPMとの連携が可能ですので、各プロジェクトの最新の進捗情報を取り込む事が可能です。

http://www.ca.com/jp/news/Press-Releases/apac/2013/CA-World-2013-Saas-Based-iPad-appform.aspx

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