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フリパンがすごいと思う3つの理由

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まだ届かないという噂のフリパン。8万人という会員数に比べて、広告を依頼する企業がまだまだ足りないのでしょうか。でも、タダだから、文句も言えません。すごいビジネスモデルです。
*フリパンについての投稿はこちら
 
友人とフリパンの広告効果があるかないか話題になったのですが、私は広告効果はすごくあると思うのです。
 
まず、目にするかどうか?
すると思います。
どれを穿くかその日の気分で選ぶ人の場合は、うーんと見渡して、例えば「今日はオルタナパンツにしようかな」と選ぶ可能性がある。手前から順に穿く人の場合も、手にとったものを見て「今日はオルタナパンツかぁ~」と思うかもしれない。
 
話題にするか?
やはり一番最初に届いたものが大きく話題になると思います。
「意外といいよ」と言った評価や、「どこの広告のものが届いたのか」といった広告主の話題も一番最初の頃のものが大きいのではないでしょうか。
LINEのスタンプでも、初期の頃にやっていた「アメイジング・スパイダーマン」のスタンプは、ダウンロード数約350万件、利用回数は3000万回を超えたといいます。
 
他の広告媒体と違う効果はあるか?
今までも、ペンやウェットティッシュなど広告がついたノベルティは配られているけれど、圧倒的に違うのは肌に直接身につけること。しかも、下着なので、ものすごく親密。そこまで距離的に近づけた広告媒体って他にないかと思います。
そして、身につけるものなので、好き嫌いが出てくるでしょう。もしかしたらデザインが悪いものは穿きたくないかもしれない。逆に、好きなデザインのものは、例えば「やっぱり、オルタナパンツが一番いいな」と思ったりするかもしれない。お気に入りの1枚になれば、なんとなく「オルタナがいい」と潜在意識で思うかもしれない。
 
というわけで、私は非常に面白いと思うのです。
 
*私はフリパンのまわし者ではありません。
 
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