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バイリンガル・プログラム@KBS Day3プレゼンはコンテンツ50%スタイル50%

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バイリンガル・プログラムの三日目は、プレゼンの仕方を学びます。ケリアンさんが何度も言っていたのは、プレゼンで大切なのはコンテンツが50%、スタイルが50%。

何を言うのか、どういう資料を作るのか、プレゼンの内容に関しては50%のエネルギーを注ぐ。残りの50%は、どういったスタイルでプレゼンするのかにエネルギーを注ぎます。どこに立って、どういう声を出して、どこに抑揚をつけて、どこに自分らしさを出すのか。そういうスタイル作りにも、コンテンツ作りと同じくらいエネルギーを注いでいるのだそうです。

日本の場合は他者に配慮する文化なので、聴衆は一生懸命にプレゼンターの話を聞いてくれます。でも、自己フォーカスの文化のアメリカでは、どんなにいいコンテンツだとしても、声に自信がなかったり、動きが小さかったりすると、聞いてもらえないのだそう。立つ位置もずっとPCのそばにいるのではなく、聴衆の近くまで寄ってアピールします。首相や大統領スタイル(ずっと同じ位置に立って話す)のではなく、TEDのプレゼンのように動き回るスタイルです。そこでは、コンテンツと同じくらいどういったスタイルで話すのかが大切になります。ポイントは3つ。

1、言語

・"I"を主語にした文章にする

・動詞を強調

・短い文章にして、シンプルな文法を使う

2、声のテクニック

・横隔膜を使った強い声

・鼻ではなく、喉を使う

・プレゼンの終わりを「以上でおしまいです」といった言葉で知らせるのではなく、声の抑揚を使って知らせる

3、ボディランゲージ

・アイコンタクトをする。よく話を聞いてくれる人を何人かみつけて、その人と会話をするように話す。

・顎をあげる

・肩をうしろにずらして、胸を広げる

・肘下膝下を動かすのではなく、肩と腰で動いて体を大きくみせる

実際に参加者の何人かアメリカ式のプレゼンをして、私もやったのですが、どうしてもコンテンツ(何を言うか)ばかりに集中してしまって、体も動かないし、声の抑揚もなかなかつけられない!プレゼンの練習の時間もあったのですが、コンテンツ50%スタイル50%と何度も言われていたにも関わらず、振り返ると「何を言うか」というコンテンツに9割の時間を割いていました。そういうことを練習すること自体慣れていないからでしょうか。うーん。あとは、度胸でしょうか。

ケリアンさんの講義の中では、日米を日本=他者フォーカス、米国=自己フォーカスのカルチャーだという考えがベースにあるのですが、自分がいかに他者フォーカスなのか毎日ハッとします。声の出し方、言葉の選び方、体の動かし方、すべてに他者に配慮してることに気がつきます。どっちが正しいわけではなく、ただ違うだけ。戦略的に両方のスタイルを使えると強いよねって思います。

今年はなんだか、日本で日本語ペラペラで仕事をしている人と知り合うチャンスが多いのですが、その方たちを見ていても、日本で日本語で仕事をする時は日本スタイルでコミュニケーションをとって、母国で英語で仕事をする時はまた違うスタイルをとっています。たとえ言語がペラペラでも、結局スタイルを合わせられないと、摩擦が起こるんだろうなと思います。両方できて、使い分けられると、一番強い!

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