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時間を作るサービス

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毎日忙しくお過ごしの方は多いのではないでしょうか?

2012年も残り3カ月となり、時の速さに愕然としてしまいます。

もっと時間を効率的に使えないものかと思い、平日のうちでどれだけ自由な時間があるのかグラフにして見てみました。

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仕事と睡眠をグレーにしました。色がついているのが、自由に使える時間です。

といっても、朝と夜の移動時間は、歩いていたり、電車に乗ったりしている時間なので、出来ることは限られます。朝ご飯と昼ご飯の時間もあわただしいので、食事する以外に出来ることは限られます。そうすると、平日のまとまった時間は、1日のうち夜の3時間だけ。しかも、クタクタの時間です。(だから、朝活するんですね、皆さん。。)

NTTドコモでimodeができた頃は、新聞やテレビではなく、いかに携帯に時間を使ってもうらか、「いかに時間を奪い合うか」という視点で考えていたという話を聞いたことがあります。

いまは「時間を作る」サービスが増えているようです。つまり、今までやっていた作業の時間を大幅に短縮し、時間を作ってくれるサービス。

例えば、以下のようなものが、それに当たるのではないでしょうか?

「キュレーター」

Twitterなどで公式・非公式を問わず、膨大な情報の中からいい情報をピックアップしている専門キュレーターが存在します。例えば、IT系のニュースはこの人を押さえておけばOK、政治系のニュースはAさんとBさん。というように、数人をフォローしておけば、その業界のニュースを網羅することができます。

「まとめサイト」

キュレーターに似ていますが、NAVERまとめなど、絵とテキストで情報をまとめてコンテンツを短縮してくれるサービスです。テレビ離れの傾向があるそうですが、テレビ番組の放送時間はは最低でも30分はあるので、視聴者にとっては長いのだと思います。ボーっと見ていると数時間あっという間にたってしまう。テレビ番組をもっと短くまとめてくれるようなサービスがあると、そちらに移行する人は増えるのではないでしょうか?

「パーソナル・ショッパー」

商品を選んでくれるサービスです。先日米国で新しいアプリがローンチされました。ショップ店員と消費者をつなぐアプリです。どんなシーンで、どんな風に装いたいかを相談すると、店員が服をレコメンドしてくれます。いくつか服を選らんで、予約を入れると、その予約に合わせて洋服を用意してくれるのです。デパートに着くと、GPSで自動チェックインし、お店の人が待っていて、試着室で選んだ服を試着するといった流れのようです。ブランドごとの店員とつながるアプリですが、例えば百貨店の担当者とつないでもらえばジャンルやブランドを超えてレコメンドしてもらえるので、より一層広がりがありそうです。

 

欲張りな現代人としては、どんどんこういうサービスが増えると嬉しいですね。

 

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