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日本の「潜在副業人口」は推計4,089万人、日本全体の約6割に

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クラウドワークスは2022年11月18日、副業市場の全体像を把握し、今後のトレンドを予測することを目的として、2022年9月に「副業に関するアンケート調査」を実施し、その調査結果を公表しました。

今回実施した「副業に関するアンケート調査」結果からの推計*によると、副業経験者と副業意向者を合算した"潜在副業人口"は4,089万人(59.6%)に達しています。

副業経験者は33.6%であり、そのうち「現在副業をしている」と答えた人が19.8%、「過去に副業経験がある」と答えた人が13.8%でした。一方、「副業未経験だが副業意向あり」と答えた人は26.0%で、今後副業を始める人はさらに増加することが見込るとしています。

(*総務省統計局「労働力調査(基本集計)2021年(令和3年)平均結果」における日本の労働人口6,860万人をもとに、今回の調査結果から推計)

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出典:クラウドワークス 副業に関するアンケート調査 2022.11

また、副業経験者の1カ月あたりの収入について調べたところ、5万円未満の収入が65.8%と最も多くなっています。13.4%は10万円以上の副収入を得ています。

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出典:クラウドワークス 副業に関するアンケート調査 2022.11

副業経験者に対して、副業を通じて得られたこと・大変なことについて、選択式で回答を募りました。副業で得られたことは「副収入が得られた(計311人)」が最多となっています。

一方、「本業では得られないやりがいを得られた(64人)」「趣味・好きなことを副業にできた(47人)」といった感情報酬が得られたという回答も多く見られています。

副業をしていて大変なこととしては、「確定申告などの行政手続き・計算(84件)」が最多となっています。

全体的な傾向として、副業をしていて大変なこと(365件)よりも得られたこと(610件)の方が多くの回答を得たことから、副業経験者は経験を前向きに捉えている傾向にあるということが伺えます。

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出典:クラウドワークス 副業に関するアンケート調査 2022.11

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