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5Gで何が実現できるのか?

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総務省は2018年6月15日、「新世代モバイル通信システム委員会報告(案)」に対する意見募集を行っています。

今回は、本報告書(案)から第5世代移動通信システムの概要 についてご紹介をしたいと思います。

5Gは、単に4Gを発展させた「超高速」だけでなく、「多数接続」、「超低遅延」といった新たな機能を持つ次世代の移動通信システムであり、IoT 時代に、多種多様なネットワークを包含する総合的な ICT 基盤を提供し、自動車、産業機器、スマートメータなど新たな分野におけるモバイルサービスの利活用が進むことが期待されています。

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出所:総務省「新世代モバイル通信システム委員会報告(案)」 2018.6

5Gは、全ての要求条件に対応するネットワークを整備する必要はなく、ユースケース、利用シナリオ等に応じて、「超高速」、「多数接続」といった機能、品質を提供するネットワークとなるとのことです。

これを実現するため、技術面では、新たな無線技術(5G NR)の採用、既存の周波数帯に加え、ミリ波などの高い周波数帯など様々な周波数帯を活用すること、様々な無線技術から構成されるヘテロジニアス・ネットワークを基本としてネットワークを構築することなどが考えられているとしています。

事業として5Gを成立させるためには、従来のモバイル産業における営みとは異なるアプローチが必要であることが指摘されており、5Gでは、通信事業者等がバーティカル産業などのパートナー企業と連携しながら、B2B2X モデルでサービスを提供することが想定されるとしています。新たに、どのような者と組み、どのようなビジネスモデルを構築できるかが、事業成功のポイントとなり、新たなビジネス創出に向けた、業界を超えたエコシステムの構築が必要不可欠となっています。

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出所:総務省「新世代モバイル通信システム委員会報告(案)」 2018.6

5Gでは安全・安心分野、自動車分野、建設分野、デジタルコンテンツの分野など、さまざまな分野での利用が期待されています。

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出所:総務省「新世代モバイル通信システム委員会報告(案)」 2018.6

5G実現によって、身のまわりのあらゆるモノがつながる IoT 環境が構築され、 例えば、自動車分野におけるセルラーV2X の議論活発化や、農業、観光、建設等の分野への 導入により、地域活性化・地方創生、さらに、労働人口の減少(人手不足)や、 労働生産性の向上への対応なども期待されるとしています。

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出所:総務省「新世代モバイル通信システム委員会報告(案)」 2018.6

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