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政府の成長戦略の進捗状況

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政府は2018年2月1日、「未来投資会議(第13回)」を開催し、政府の成長戦略の進捗状況や生産革命について、議論・検討を行っています。

「平成29年度産業競争力強化のための重点施策等に関する報告書」における成長戦略のKPI(平成30年1月現在)については、134のうち、60のKPIがA評価(目標達成期間に対する経過期間の割合以上に進捗)になっているという結果を発表しています。

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出所:未来投資会議(第13回)2018.2.1

中小企業・小規模事業者等の生産性革命では、おおむね、KPIが目標達成に向けて進捗している状況となっています。企業の収益性向上・投資促進による生産性革命では、サービス産業の労働生産性の伸び率のアップが期待されているところです。

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出所:未来投資会議(第13回)2018.2.1

第4次産業革命の社会実装と生産性が伸び悩む分野の制度改革等は以下のとおりです。

特に、2020年のロボット国内生産市 場規模を製造分野で1.2兆円、 サービスなど非製造分野で 1.2兆円を目標しており、評価がBということで、今後の成長が期待されるところです。

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出所:未来投資会議(第13回)2018.2.1

そのほかにも、イノベーション促進基盤の抜本的強化・ベンチャー支援やSociety 5.0のインフラ整備、成長分野への人材移動と多様で柔軟なワークスタイルの促進、行政からの生産性革命、海外の成長市場の取り込みについても紹介されています。

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