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OpenStackは2021年までに60億ドル市場に 〜451 Researchより

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調査会社の451 Researchは、OpenStackのクラウド市場に関する予測を発表しました。

OpenStack used in private cloud environments will overtake public cloud revenues by the end of 2018

OpenStackのプライベートクラウドでの利用は、2021年まで30%のCAGRを達成し、60億ドルの収益に達し、プライベートクラウド環境で利用されるOpenStackは、2018年末までにパブリッククラウド収益を上回ると予測しています。これh、451の予測よりも早い伸び率であるとしています。

451 Researchでは、OpenStackはプライベートクラウド、パブリッククラウド、DevOps、および開発者向けの環境、大規模データアプリケーション、機械学習、エッジコンピューティングなど多くの機能を提供しますが、一部では、まだ採用に踏み切れてない企業があるのが現状です。

AWSとMicrosoft Azureと比較した場合、まだ、OpenStackでは十分な機能を持ち合わせていない点も指摘されています。DockerとKubernetesによるコンテナテクノロジの開発がOpenStackの今後の可能性を秘めている点も指摘しています。

OpenStackは、ハイパースケールクラウド事業者とどのようなポジションをとっていくのか、重要な時期にきているといえるのかもしれません。

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